ARTIST : Lime Garden
TITLE : Maybe Not Tonight
LABEL : So Young Records
RELEASE : 4/10/2026
GENRE : indierock, indiepop, postpunk
LOCATION : Brighton, UK
TRACKLISTING :
1. 23
2. Cross My Heart
3. Downtown Lover
4. All Bad Parts
5. Maybe Not Tonight
6. Body
7. Lifestyle
8. Undressed
9. Always Talking About You
10. Do Young Know What I’m Thinking
ブライトン出身の4人組、Lime Garden が、自己との対峙を描いたセカンドアルバム『Maybe Not Tonight』を So Young Records よりリリースします。本作には、千鳥足のような危うさを持ったリードシングル「23」を収録。夜遊びの始まりにクラブへ足を踏み入れる際の高揚感に満ちたこの曲は、アルバム全体のトーンを決定づけています。弾むようなベースラインとループするシンセサイザーがリスナーをダンスフロアへと引き込み、可能性に満ちた眩しく恍惚とした輝きを呼び起こします。しかし、その幸福な疾走感の裏には、準備ができているかどうかにかかわらず大人の階段を上ってしまったという、20代半ば特有の明確な不安が隠されています。
『Maybe Not Tonight』は、パーティーの愉悦と、衝動的な決断が招く危うさを描きながら、一夜の外出を追体験するように展開していきます。「このアルバムは、始まりから終わりまでの一晩の外出について描いています」と Howard は説明します。「夜が更けるにつれ、最高の時間を過ごしている最中に、元恋人が誰か他の人を連れて現れる。自分の容姿が嫌でたまらなくなるけれど、家に帰る代わりに自暴自棄な『赤いボタン』を押し、さらに深く酔いしれていく。そして最後には、メランコリーと混沌、そして怒りに満ちた状態で家路につくのです」
バンドが「集団的な大量失恋」と称するほど激動の個人生活を経て書き上げられた本作では、Lime Garden が悲しみ、飲酒、ボディイメージ、そして自尊心といった問題に葛藤しながらも、自覚的なヘドニズム(快楽主義)へと身を投じる姿が描かれています。初期の不確実性が創作における緊急性を煽り、全10曲の随所にその熱量がほとばしっています。
Charlie Andrew(Wolf Alice, alt-J)をプロデューサーに迎え、ドラマーの Annabel Whittle も追加プロダクションで参加した『Maybe Not Tonight』は、バンドの急速な進化を反映しています。グリッチの効いたヴォーカル断片、催眠的なドラムライン、ガレージロック風のギター、デチューンされたシンセ、さらにはボンゴまでもが織り交ぜられ、没入感のある緻密な楽曲群を構成しています。その多くは Whittle が自宅で制作したデモから始まり、Bon Iver、A.G. Cook、Danny L Harle、Jim-E Stack といった面々から影響を受ける一方で、Scissor Sisters、Magdalena Bay、The Breeders、St. Vincent、Lily Allen、The Stone Roses、New Order など、幅広いインスピレーション源からエッセンスを吸収しています。





