Lasha Chkhaidze – Atmos EP

2022年、私たちはLasha Chkhaidzeのファーストアルバム『Agartha』で地球の中心を旅しました。今回はその逆で、大気の外縁を目指します。

若く才能あるグルジア人アーティストの最新作『Atmos』では、エーテルを探求。繊細で複雑なレイヤーが織り成す6つのトラック。このアンビエント・アルバムは、彼の前作とは全く異なる芸術的方向性を提示。『Agartha』ではメランコリアとピアノが支配的だったのに対し、『Atmos』では別世界のような環境へ。このLPのアトモスフェリックな雰囲気は、グリッチ的な要素と相まって、軽くサイケデリックな次元へと誘います。実に美しいサウンドスケープと控えめで複雑なアイデアで、『Atmos』は間違いなく繊細なアンビエントのリスナーを満足させるでしょう。

Lasha Chkhaidzeは、喚起的な音楽を作り上げることのできる才能あるミュージシャンであり、銀河間音響研究所は、彼の深い没入感を一般に紹介できることを嬉しく思います。