ARTIST : Kirin McElwain
TITLE : Youth
LABEL : AKP Recordings
RELEASE : 10/10/2025
GENRE : experimental, ambient, cello, drone, neoclassical
LOCATION : Brooklyn, New York
TRACKLISTING :
1. Comhartha
2. Youth
3. Closer
4. Genius
5. Desiderata
6. Softer, Still
7. Pony
チェリストであり作曲家でもある Kirin McElwain の初のソロアルバム『Youth』は、ブルックリンとストックホルムで2年間かけて制作されました。この作品は、私たちの欲望と恥に向き合うことについて深く考察しています。
クラシックチェリストとして修士レベルの訓練を積んだ McElwain は、『Youth』で、チェロ、ハルドロフォン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴォイス、フィードバック、そしてモジュラーシンセサイザーによって原型を留めないほどに加工されたチェロなど、様々な音色を用いて、チェロを学び始めた頃の記憶や自身の創造性との関係を深く掘り下げています。
『Youth』の大部分の楽曲は、EMSストックホルムでのレジデンス中に、自己フィードバック機能を持つチェロのような楽器、ハルドロフォンを使い、5日間で作曲されました。この7曲は、そこに加えられた幽玄なヴォーカルと揺るぎない電子テクスチャーによって、ヘヴィなドローン、緩やかなポップソングの構造、そして催眠的なシンセテクスチャーの間を軽やかに移動します。
McElwainは、「この音楽における幽玄なものと厳しいものの並置は、自分の中の全く異なる部分を対話させた結果であり、チェロとの関係の内面を反映している」と語ります。「楽器で自己表現できることに感謝していますが、エレクトロニクスとの作業は喜びと解放の源であり、チェロとの関係を進化させ、一見かけ離れたように見える自分自身の側面を統合する方法を与えてくれました」。
『Youth』は、期待される形式を打ち破り、悲しみや不確実性と共にありながら、新しい音楽言語と芸術的アイデンティティを築き上げています。荒々しいノイズとチェロの鮮明なパッセージを組み合わせることで、この作品の二面性は、クラシック音楽の訓練で培われた熟練した技術と、モジュラーシンセサイザーの持つ神秘的でしばしば混沌とした性質とのバランスをとっています。不快なものに向き合い続けることで、McElwainは驚くほどの成熟と真実性を備えた作品を生み出し、自身の音楽活動と自身に正直な鏡を向けているのです。




