ARTIST : Hiro Kone
TITLE : Silvercoat the throng
LABEL : Dais Records
RELEASE : 9/24/2021
GENRE : experimental
LOCATION : New York, New York
TRACKLISTING :
1.Mist to petrifact
2.Mundus Patet
3.Nomad (ft. travis)
4.Reciprocal capture (ft. Speaker Music)
5.Parting phrase
6.Silvercoat the throng (ft. Muqataa)
7.Stom
8.Malady of duration
ニューヨークのエレクトロニック・エクスペリメンタル・アーティスト、Nicky Mao(ニッキー・マオ)の4枚目のフルレングス ‘Silvercoat the throng’ は、「空間を埋め尽くしたいという衝動を抑えろ」という直観的な指示により、監禁された状況の中で生まれました。構成的には、ストリングス、シンセサイザー、リズム、ボイスの複合体でトレースされた、ベールに包まれているが変化する、煮えたぎる影のようなエネルギーとなっています。このタイトルは、「暗闇から救い出された可能性」という詩的な概念を暗示しています。これは、この野心的でエレガントなサウンドデザインの形を変え、献身的な雰囲気を適切に表現しています。
ONO、Speaker Music、Muqata’aの Travisとのコラボレーションは、このアルバムの叙情的で限界のあるパレットをさらに広げ、実験的なテクノ、スポークンワード、ネオクラシカル、インダストリアル・ノイズなどの要素を、流動的で暗号化された独自の方言の中に融合させています。マオは、固化と再固化、出会いと変容、純粋な存在と句読点などの創造的な戦略について語っています。全体として、’Silvercoat the throng’ は、破壊と分解を再生可能な内部世界へと錬金術する、Hiro Koneの力のピークを捉えています。「暗闇と不在の中にこそ、発見の機会がある。」
