Former Member – Manageable Scratches

ARTIST : Former Member
TITLE : Manageable Scratches
LABEL : Memory Music
RELEASE : 10/27/2021
GENRE : postcore, hardcore
LOCATION : New Jersey

TRACKLISTING :
1.Dull Bog
2.Habitual Line Stepper
3.Survival Mode
4.2nd Take5.Modern Cabbage
6.Corrasable Bond
7.Favorable Signals
8.Physical Copy
9.Smudge

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2018年に、Kid Dynamite/None More Blackのフロントマンである Jason Shevchuk (ジェイソン・シェフチャック)と、偉大なパンク/インディー・プロデューサーである Will Yip(ウィル・イップ)は、「元メンバー」としてコラボレーション・アルバムをリリースしましたが、今回、それに続いて2枚目のLP ‘Manageable Scratches’ をイップのレーベル からリリースしました。このアルバムについて、ジェイソンは次のように語っています。

「このアルバムの多くは、ある程度の年齢になって、新たな責任に直面するという事実を受け入れようとする一方で、自分を完全な状態にしてくれるものを持ち続けようとすることをテーマにしています。

何かを作っていない時は、とてもイライラしたり落ち込んだりすることがあります。

私は長い間、誰にも頼らずに一人で生きてきました。自己中心的になりがちなのです。あっという間に月日は流れ、私は素晴らしい家庭を持ち、元気な2人の息子を育てています。私の人生の一部は決して同じではないという葛藤がありますが、これは親として当然のことで、多くの人が経験することだと思います。

私の中の悲観的な部分は切り離されたように感じています。頭の中にあるギターのリフやボーカルのパートをすぐに理解することができなくなりました。このアルバムのボーカルを録音するのに何ヶ月もかかったのは、1歳の息子を怖がらせずに声を出せるように、家に誰もいなくなるのを待たなければならなかったからです。パンデミックの時は、精神的にも本当に大変でした。

私が好きなものやインスピレーションを与えてくれるものは、時間が経てば経つほど簡単になるものですが、それが裏目に出てしまいました。また、創造性や生産性を発揮できない言い訳にもなってしまいました」

デビュー作と同様、Manageable Scratchesは、Kid Dynamiteや None More Blackのようなパンチの効いたメロディックハードコアよりも、スローなポストハードコアの領域にあり、ジェイソンの独特のしゃべり方もこの種のものには最適です。ジェイソンとウィルは明らかに相性が良く、長年のバンドメンバーのように調和しています。