Anushka – Yemaya

ARTIST : Anushka
TITLE : Yemaya
LABEL : Tru Thoughts
RELEASE : 6/25/2021
GENRE : electronica, soul, jazz
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.So Far Journey
2.You My Love
3.Speak To Me
4.You Mine
5.Brave
6.Bad Weather
7.Breathe
8.Serenity
9.Go
10.Free Will
11.Did I Wake You?
12.Move Right Through Me
13.We Live In Hope

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‘Yemaya’ は、フューチャー・ソウルとエレクトロニカのデュオ、の待望のニュー・アルバムであり、のデビュー作です。

Victoria Port(ヴィクトリア・ポート)と Max Wheeler(マックス・ウィーラー)は、ここ数年、期待を捨てて、自分たちを本当に表現していると思えるサウンドに落ち着いてきました。’Yemaya’ は、フューチャー・ソウルとエレクトロニカの領域に新たな道を切り開き、自分たちの進歩とその過程で助けてくれた人たちを讃えながら、新しいサウンドへと自分たちを追い込んでいます。英国の豊かなブレイクビーツ文化への敬意を背景に、は英国のジャズ・エレクトロニック・シーンを超越し、催眠術のようなリズムと甘いメロディーを融合させ、魅惑的な女性ヴォーカルを乗せています。LPの名前は、サンテリアやヨルバの宗教において、海の女神であり、女性の保護者であり、永遠の母であるオリシャ「イェマヤ」に由来しています。サンテリアでは、イェマヤが自分の子供たちを導き、サポートし、成長を助けると信じられています。このことは、”Bad Weather” という曲で生命を与える水の本質に言及していることからもわかります。このタイトルは、二人の成長と、その過程で助けてくれた人たちを讃えるもので、二人がこのアルバムの制作で感じた一体感を表現しています。

この成長は、アルバムのオープニングを飾る “So Far Journey” で表現されています。シンガーソングライターのヴィクトリアが「祖先への呼びかけ」として書いたこの曲は、マックス(プロデューサー)のアストレイショナルなシンセサイザーとともに、宇宙的なラブストーリーである “You My Love” や光り輝く” Serenity” と並んでいます。

“You Mine” と “Did I Wake You” では、生の感情と正直さを活かして、Anushkaは人間関係の神話的な性質から離れています。その代わりに、二人は、このアルバムを支えている歌詞と音楽の両方で、一体感と成長に伴う困難や苦労を見つめることの重要性を認識しています。

後悔や不確実性はなく、ただ自分の選択に平安を感じ、祖先の導きを信じることができるのです。”Free Will” では、サルトルの教えをもとにしたコンセプトを追求しています。フランスの哲学者であるサルトルの実存的な教えを、70年代の映画のサウンドトラックを彷彿とさせるピアノの音に乗せています。ウィーラーはプロデューサーとしての多才さを発揮して、ポートの「すべてをコントロールすることもできなければ、コントロールすることもできない」という考えに対する反省を、幽玄な背景として表現しています。

実存主義から反逆へ、”Go” は、ウィーラーと Ebi Sodaの Will Heaton(ウィル・ヒートン)とのセッションで作られました。アンビバレントなコードにトロンボーンのハーモニーが加わり、ビート、ベース、シンセのベースとなっています。この曲を聴いたポートは、その場で歌詞を書きました。「この曲は、家父長制、人種差別、同性愛嫌悪、女性嫌悪に対抗する曲です。私たちや他の人が自分自身に課している期待や制限、特に女性としての期待や制限をすべて捨て去ることを意味しています。

この戦いと信念は、LPの最後のトラックである “We Live In Hope” に反映されています。この曲の音楽的ルーツは、ウィーラーが音楽ワークショップの指導の合間に行ったユース・ホームレス・プロジェクトで作ったビートで、歌詞はエリック・ガーナーが殺害された後にポートが書いたものです。”この曲の歌詞は、エリック・ガーナーが殺害された後にポートが書いたものです。「私は、あの最後の瞬間に、彼にとって何らかの静けさがあったと信じたかったのです。「私は、人は死ねば家に帰れると信じています。そこには自由があり、死にも自由があります。黒人としては、物事が良くなることを期待して生きるしかないと思っています」