ARTIST : Ali Omar
TITLE : Hashish Hits
LABEL : Efficient Space
RELEASE : 2/7/2025
GENRE : dub, hiphop
LOCATION : Melbourne, Australia
TRACKLISTING :
1.Hashish
2.The Last Straw
3.Nu Stone Groove
4.On Release (feat. Gina Mitchell)
5.Poor Man Beggar Man Thief (feat. Kye)
6.Suicide Bomber
7.Roll Up
8.For Love’s Sake
Efficient Spaceは、プロデューサー兼MCであるAli Omarの記憶を称え、「Hashish Hits」というアルバムをリリースしました。これは、彼が自主制作したディスコグラフィーから選ばれた遺作のセレクションです。
Ali Omarは労働者階級のリバプールで10人兄弟の一人として生まれ、父親のアラビア文化の影響を強く受けました。アートスクールを卒業後、マンチェスターのクラブシーンを経験し、その後シドニーに移住。そこで、同じく英国出身のAndy Fitzgeraldと共にダウンビートデュオ「Atone」を結成しました。MCとして、ハウス、ダブ、ジャングル、ベースのシーンに浸透し、Bentley Barの常連としてその多才で魅力的なバリトンボイスでマイクを握りました。
スタジオでの才能も飛び抜けており、アカイサンプラーやアタリのパイオニアでもあったOmarは、ライブセッションを直接DATに録音する技術を持っていました。彼の姉であるBeryl Marsden(The BeatlesのUKツアーでサポートを務め、DeccaやColumbiaと契約していたメルジービートの火付け役)から業界の洞察を得て、独立したビジネスモデルを構築しようとしました。1998年から2004年の間に、Hashish Studiosのレーベルから4枚のアルバムをCDで自主制作し、地元のレコード店やライブショーで直接販売しました。
彼の強い信念と妥協しない姿勢は、多くの共感を呼びました。「Hashish Hits」には、Fitzgerald、Gina Mitchell、Louis Mitchell、Wicked Beat Sound SystemのKyeなど、彼と共に音楽を作り上げたアーティストたちが参加しています。
シドニーのアンダーグラウンドシーンの真のアイコンであったOmarは、2009年6月23日に癌との闘いの末、亡くなりました。彼の大胆なユーモア、無法者のような個性、そして「愛し、そして生きろ」という彼の信念は永遠に記憶されることでしょう。




