Lingua Ignota – “PERPETUAL FLAME OF CENTRALIA”

Kristin Hayter(クリスティン・ヘイター)の Lingua Ignotaとしてのニュー・アルバム ‘Sinner Get Ready‘ が、Sargent Houseからリリースされますが、そこからのニュー・シングル “Perpetual Flame of Centralia” が公開されました。ファースト・シングルの “Pennsylvania Furnace “と同様に、この曲は荒涼としたミニマルで心に響く曲で、Emily Birdsが撮影した付属のビデオは、ファッション・デザイナーの Ashley Rose Coutureとのコラボレーションです。

「アシュリーの作品を初めて見たのは、自分が着ることができるようになるよりもずっと前のことで、ファッションの美学や理論を長年愛してきた私に語りかけてくるものがありました」とクリスティンは言います。「彼女のデザインは、着る人を自分以外の何かに変え、幻想や悪夢を具現化する鎧のようなものです。アシュリーとのコラボレーションは夢のようで、私の記録のアイデアをウェアラブルアートで表現することができました。’SINNER GET READY’ のジャケットにアシュリーのマスクを選んだのは、私の音楽が持つ、貞淑さとエロティックさ、精緻さとグロテスクさという鋭い二面性を表現していたからです。”PERPETUAL FLAME OF CENTRALIA” のビデオでは、私の曲の荒涼とした質と対比させて、彼女の衣服の表現力を熟考しています。それは、物質と非物質の対比であり、その結果、物憂げで夢見がちな、素晴らしい閉所恐怖症のようなものになりました。」

「クリスティンに会ったとき、個人的にも創造的にも真のつながりを感じ、この1年間一緒に仕事をしてきて、そのつながりはさらに大きくなりました」とアシュリーは言います。「たくさんの痛みをアートに変え、何度も何度も自分を奮い立たせて前進し続ける人を見ることは、まさにこのコレクションのためにあるのです。これらの作品を身につけた人には、人生がどんなに圧倒されたり息苦しくなったりしても、強くて力があると感じてほしい。たとえそれが戻ってきたとしても。あなたは戦い続けることも、霧に飲み込まれることもできるのです。」


Posted on 07/16/2021