アイルランド・ダンドーク出身のバンド、Just Mustardが、新作アルバム『WE WERE JUST HERE』からニューシングルをリリースしました。前作『Heart Under』の暗く沈み込んだ世界観から一転、今作では光と陶酔感に満ちたサウンドへと向かっています。彼らのトレードマークである歪んだギターや深い低音は健在ですが、ノイズはより温かくメロディックな方向へと昇華されています。
アルバムは、クラブの空間や身体的な喜びからインスピレーションを得ており、楽曲は即時性と感情を追求しています。ボーカルのKatie Ballは、ミックスの中でより高く響き、「高揚感を感じようとするも、それに伴う代償がある」という、幸福を追い求める葛藤を表現しています。バンド自身がプロデュースし、David Wrenchがミックスを手がけたことで、彼ら独特のサウンドはさらに進化しています。
『WE WERE JUST HERE』は、奇妙でテクスチャー豊かなサウンドを保ちつつ、感情のパレットを拡大した作品です。まるでテクニカラーで爆発したかのようなこのアルバムは、即時性、不気味さ、そしてエクスタシーが共存する独特の世界を創造しています。
