Gena Rose Bruc – “Deep Is The Way” (feat. Bill Callahan)

メルボルンを拠点に活動するソングライター、Gena Rose Bruceがセカンド・アルバム ‘Deep Is the Way‘ をDot Dash/Remote Control Recordsからリリースすることを発表した。2019年の ‘Can’t Make You Love Me’ に続く本作では、再びプロデューサーにTim Harveyを迎えて制作されている。アルバムは、前作 ‘Foolishly in Love’ 同様、Bill Callahanと共作し、Bill Callahanも参加しているタイトル・トラックがリードしている。Alex Badhamが監督したビデオをご覧ください。

ブルースはプレスリリースで「ビルとの仕事はとても詩的で、ノスタルジックな感覚をもたらした」と述べている。「私たちはこれまで、お互いに歌詞を送り合い、時には何週間も返事を待って、ただ歌詞を分析し、雑談もなく、ただ重要なこと、つまり音楽について話し続けるという、書面によるやりとりしかしたことがなかった」

ブルースは、「人生において自分の居場所や “自分のこと”を見つけようとすると、時に圧倒されることがあると思う。この曲は、自分自身を見つけるのが遅い人、夢を見るのが好きな人、深く考えるのが好きな人、決断するのに時間がかかる人に捧げるもので、彼らの熟考の過程を評価し、尊重するためのものです。誰もが、この達成不可能なほど速く、競争の激しい世界についていけるとは限らないのです」

このビデオについて、アレックス・バダムは次のようにコメントしています。

「ベルリンの雨の街を歩きながらこの曲を聴いて、ありきたりなロマンチックな時間を過ごしているうちに、すっかりこの曲に恋をしてしまいました。この曲は、ベルリンの雨の街を歩きながら聴くと、ロマンチックな気分になれるんだ。私は旅行が多かったのですが、ゲーナはこの機会を利用して、何もない空間をスローでドリーミーに集めたものを作ろうというアイデアを持っていました。

特にテネリフェ島には、緑豊かな森、黒い砂浜、火山性の月世界など、小さな国土の中に素晴らしいスポットがいくつもあります。

また、ベルリンのバーにも何軒か入って、その場で「(カメラで)撮っていいですか」「(お酒で)撮っていいですか」と聞いて、うっかり顔を曇らせてしまったこともありました(笑)。都会を抜け出して外の世界を探検するという、かなりストレートなコンセプトの作品ですが、こんなに感動的な作品に仕上がったことに、私はとても驚いています」

Posted on 11/08/2022