ミネソタ出身のシンガーソングライター、runo plumが、うっとりするような春らしい新作EP『Bloom Again』を携えて帰ってきました。この作品でruno plumは、失意の底にありながら、新たな愛という優しい啓示へと花開いていく過程を描き出しています。一連のライブ形式の一発録りセッションで親密にレコーディングされたこのEPは、愛と喪失の詩情を伴いながら激しく渦巻く、温かみのあるフィンガーピッキング主体のトラックを中心に構成されています。
『Bloom Again』は、Wonderland Magazineから「今年最も完成度が高く、報いのあるデビュー作の一つ」と称され、Rolling Stone、The Line of Best Fit、NPR、BBC、Stereogumなどからも賞賛を浴びた2025年のデビューアルバム『patching』に続く作品です。恋に悩むEPのオープナー「butterflies」は、runo plum自身が描いた『patching』のカバーアート(蝶)にオマージュを捧げていますが、それは可能性というよりも落胆の場所から生まれています。「片思いをした時のあの浮き足立つような緊張感を歌っていると思うかもしれません」と、runo plumはこの楽曲について語ります。「確かにそうした側面もありますが、どちらかと言えば、そうした感情が打ち砕かれ、その行き場を失ってしまった時のことを歌っているのです」
『Bloom Again』に収められたその他の旅路を形作るのは、runo plumの真骨頂とも言える「ベッドルームからの便り」のような楽曲たちです。そこには、後の恋人でありコラボレーターとなるNoa Francisとの初デートの後の晩に書かれた、広がりを感じさせる官能的な「pink moon」も含まれています。また、パンデミック時代にオンラインで曲を共有することしかパフォーマンスの手段がなかった頃の彼女のベッドルーム・レコーディングを想起させるように、本作では『patching』のハイライトである「Be Gentle With Me」のアコースティック・バージョンも収録されています。近年、runo plumの音楽はライブパフォーマンスを通じて新たな複雑さを帯びており、2025年11月のヨーロッパ、2026年2月から3月にかけてのアメリカ全土でのヘッドラインツアーではフルバンド編成を披露。Pitchfork LondonやParis、オースティンのSXSW、Treefort Music Fest、London Callingなどのフェスティバルにも出演を果たしました。
シンガーソングライターでありプロデューサーのPhillip Brooksとのリモートでの共同制作、そしてマルチ奏者のNoa Francisの協力によって完成した『Bloom Again』は、癒やしは避けられないものであるというリマインダーとして形作られました。「春が始まったばかりの頃、森を歩きながらこの曲を書きました」とruno plumは言います。「木の葉が芽吹き始め、毎日すべてが少しずつ緑に染まっていく時期のことです。『patching』が痛みと修復だったとするなら、『Bloom Again』はその癒やしの先にあるステップであり、すべてが再び美しくなり始める『patching』の終着点の延長線上にあるものなのです」




