ARTIST : Rump State
TITLE : Psychic Sidekick
LABEL : 12XU
RELEASE : 3/27/2026
GENRE : experimental, psychedelic, lofi
LOCATION : Detroit, Michigan
TRACKLISTING :
1. Evil Vista
2. Blemisher
3. Castle Brat
4. The Medusa Price
5. I Know Your Name
6. Cloaked
7. Brindling
8. Petty Deitities
Mark Morgan(元 Sightings、Silk Purse)と Gaute Granli が初めて出会ったのは、2017年に Granli が母国ノルウェーからツアーで訪れていたブルックリンの The Glove でした。翌年、Morgan がソロでヨーロッパ・ツアーを行った際、彼と Granli はノルウェーで3公演を共にしました。最終的にお互いを「まあまあ我慢できる相手」だと認め、パンクかプログレかという議論についても「合意できないという点で合意」した彼らは、直後の2019年秋、それぞれソロとして50日間に及ぶヨーロッパ共同ツアーを敢行しました。ツアーが進むにつれ、両者は互いに影響を与え、受け合っていることに気づき、最終的にはバンドを結成することに決めました(パッケージツアーよりも、一つのアクトとして予約する方が簡単だという理由もありました)。2020年に再集結して録音とツアーを行う計画が立てられましたが、新型コロナウイルス(Covid)によってその計画は頓挫してしまいました。
数年後、Rump State はようやく始動し、2021年にミシガン州レッドフォード(テッド・ニュージェントの幼少期の家がある場所として知られ、彼はそこを「テッドフォード」と呼んでいるそうです)にある Entropy Studio で演奏と録音を開始しました。二人のボーカルを重視すること、Morgan がギター、Granli がエレクトロニクスを担当すること以外、演奏を始める前に話し合われたことはほとんどありませんでした。これらのセッションから、彼らの1st LP『Retaliation Aesthetics』がまとめ上げられ、2023年3月にパリの No Lagos レーベルからリリースされました。それ以来、Rump State はアメリカ・ツアーを1回、ヨーロッパ・ツアーを複数回行っています。
Rump State の2枚目のアルバム『Psychic Sidekick』は、耳障りで目も眩むような(まさに!)衝突です。楽曲の解体や音響特性を奪い取り、スクラップとして売り払うといった既存の概念は、すでに再評価の時期を迎えていました。Morgan と Granli はそうした議論を無意味なものにしました。もしあなたが「議論」よりも「対話」を好むなら、そりゃあ(クソほど)文明的なことでおめでとうと言いましょう。ですが、そんなことでこのアルバムの衝撃が微塵も損なわれることはありません。




