Tommy Peltier – Echo Park (The 70’s Sessions)

ARTIST : Tommy Peltier
TITLE : Echo Park (The 70’s Sessions)
LABEL :
RELEASE : 3/27/2026
GENRE : , ,
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1. Oneness
2. Judee Girl
3. National Stardom
4. Flight Of The Dancer
5. Time After Time
6. Blue Rose
7. 10,000 Greyhounds
8. A Heartbeat Away
9. Yellow Beach Umbrella
10. Here Today
11. Smile All The While

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1970年代初頭から半ばにかけての未発表テープを編纂した Tommy Peltier の『Echo Park』は、絶滅して久しいある種の「生き物」を私たちに引き合わせてくれます。しなやかなヒップスターであり、普遍的な愛の戦士であり、心地よい恋人でもある??そんなライト・ロックを奏でるハリウッドの吟遊詩人。その姿は、1979年以来ハリウッドでは見られなかったものです。Tommy は、Rupert Holmes、Stephen Bishop、Andrew Gold、David Batteau、そしてもちろん Captain Fantastic(Elton John)や Thin White Duke(David Bowie)といったメロディアスな伝統のどこかに位置しています。彼のソウルフルな楽曲と高音のヴォーカル(かつては「ヘリウムを吸った Tom Rapp」と呼ばれました)は、ジャズの素養豊かなロサンゼルスの名うてのプレイヤーたちと融合し、美味で甘美なグルーヴと演奏で耳を魅了します。Jim O’Rourke(2005年に Judee Sill の遺作『Dreams Come True』の同時期の録音に新たな命を吹き込んだ人物)が情熱を持ってミックスとマスタリングを手掛けた『Echo Park』は、全く別の時間と場所を巡る包容力に満ちた旅です。

子供の頃からトランペット奏者だった Tommy は、ポップ・ミュージックの必要性を感じていませんでした。彼は1950年代のウエストコースト・ジャズの爆発期に成人し、マッカーサー・パークのわずか1マイル西にある The Haig Club で、Gerry Mulligan や Chet Baker の伝説的な演奏を聴いて育ちました。Ornette Coleman Quartet の革新性に触発された彼は、1963年に The Jazz Corps を結成。ハモサ・ビーチのこれまた伝説的な Lighthouse でのレジデンシーを含め、街中でギグを行いました。彼らのサウンドは、Roland Kirk をフィーチャーした1967年の Pacific Jazz からの見事なリリースに記録されています。ジャズこそが Tommy の真骨頂でしたが、ビッグバンドでリード・パートを演奏中に脇腹を痛め、無理をすると悪化するため長く吹くことができなくなってしまいました。何かが変わらなければなりませんでした。

幸いなことに、当時は多くの「与え合う心」がありました。1968年、彼は歌手・ソングライターを目指していた Judee Sill と出会います。彼が客演していたグループで彼女がベースを弾いているのを見て、そのエネルギーに驚かされ、すぐに二人の波長が合っていることが明らかになりました。Tommy がギターを手に取り曲を書き始めたとき、そこには彼女の助けと励ましがありました。1970年代が幕を開ける頃、Tommy は35歳になろうとしていましたが、多くの人々と同じように、人生の新たなページをめくり、その向こう側に素晴らしい何かを見つけ出そうとしていました。

『Echo Park』のトラックリストには、素晴らしい音楽的出来事が自由に流れ込んでいます。Yes、Supertramp、ELO、Queen、Bowie、The Beatles などに「影響(インフルエンス)」ではなく「触発(インスピレーション)」されながら、Tommy は70年代を通じて自身の新しい音楽を磨き上げました。ここに収められた曲のいくつかは、1970年から73年にかけて、Echo Park Lake からわずか1マイル、丘の斜面に建つ控えめな離れ家(Tommy が1966年から住んでいる場所です!)で録音されました。他のトラックは、1975年と76年にハリウッドの Music Grinder や Heritage といった今はなきスタジオでのセッションで録音されたものです。Tommy は素晴らしい仲間たちと固い絆で結ばれていました。John Klemmer や Paul Horn らの前衛ジャズ奏者と仕事をし、プログレッシブ・ジャズ集団 The Advancement のメンバーでもあったギタリストの Art Johnson。The Association や John Hartford らのスタジオ・ワークを手掛けたキーボーディストの Richard Thompson。Hedge & Donna、Mark-Almond、Daniel Moore に加え、Charles Lloyd やサイケデリックな Gravity Adjusters Expansion Band とも共演したベーシストの Wolfgang Melz。数曲には Judee Sill も参加しており、かつての Jazz Corps の仲間である Lynn Blessing や Bill Plummer の名も見られます。Tommy の最初のポップ・バンド Jasmine は、彼の最初の歌唱用作曲であり、本作で最も古い録音である「Here Today」に登場します。

多くの素晴らしい時間と楽曲がありましたが、契約には至りませんでした……。しかし、それが巡り巡って今日こうしてリリースできるという、私たちの幸運に繋がりました。Tommy は音楽を続け、1996年には Plastic Theatre Art Band と共に、また2011年まで自身の名義で多くの作品をリリースしてきました。そして90歳(!)という円熟した若さで、彼は今日も演奏を続けています。Jim O’Rourke によるミックスとマスタリングを経て、『Echo Park』は過去を巡る高らかな旅路となります。