ARTIST : Devin Shaffer
TITLE : Patience
LABEL : American Dreams
RELEASE : 11/7/2025
GENRE : folk, ambient, ssw
LOCATION : New York, New York
TRACKLISTING :
1. Intro
2. Forever
3. Cool
4. All My Dreams Are Coming True
5. Interlude I
6. Anyone
7. Night
8. Interlude II
9. I Guess I’m Crawling
10. Stranger
ニューヨークを拠点に活動するミュージシャン、Devin Shaffer(デヴィン・シャファー)が、初のスタジオアルバム『Patience』をリリースしました。この作品は、2021年から2023年にかけてシカゴからニューヨークへの移住という大きな変化の中で書かれ、人生の浮き沈みや、精神的な意味や目的を探求する旅を映し出しています。
2021年のデビューLP『In My Dreams I’m There』を発表後、シャファーは道端で「これはあなたのために」というメモが添えられたアコースティックギターを拾いました。この出来事をきっかけに、彼女はこれまでのアンビエントなサウンドスケープから離れ、よりシンプルで伝統的なフォークソングを書き始めました。
今作では、Lucy Liyou(ピアノ)、Sarah Galdes(ドラム)、Marilu Donovan(ハープ)、Mari Rubio(ペダルスチール)といった才能豊かなミュージシャンたちを迎え、Vashti BunyanやSibylle Baierといった伝説的なシンガーソングライターの親密なサウンドを、現代的にアップデートしています。
アルバムは、シャファーのアコースティックギターと、優しくも心に響く歌声を中心に構成されています。オープニングトラックは、ブルックリンの寝室の窓から録音されたフィールドレコーディングから始まり、彼女の初期作品と今作の明瞭さを繋いでいます。
リードトラック「Forever」では、不変を求めながらも、やがて変化を受け入れることで安らぎと強さを見出していく様子が描かれています。また、「All My Dreams Are Coming True」では、皮肉と楽観主義を融合させ、「I Guess I’m Crawling」では、失敗や不確実性を受け入れ、「ただ音楽に喜びを見出そう」と歌うことで、不確かな世界を生きる上での「忍耐」こそが、唯一の術であるというアルバムのテーマを提示しています。
『Patience』は、希望と挫折、苛立ちと受容の間を揺れ動きながらも、シャファーがこれまでにないほど確信に満ちた歌声を聴かせている作品です。




