1月に2016年の ‘HOPELESSNESS’ に続く待望の新作が今年中にリリースされることを明かしたANOHNIだが、今度はANOHNI and the Johnsonsの新作 ‘My Back Was a Bridge For You To Cross’ をSecretly CanadianとRough Tradeから7月7日に発売することを発表した。彼女は、プロデューサーのJimmy Hogarthと、Leo Abrahams、Chris Vatalaro、Sam Dixon、Rob Mooseのスタジオバンドと共にこのアルバムに取り組み、トラックリストと共に下記で紹介するカバーアートには、Alvin Baltropによるゲイ解放運動家のMarsha P. Johnsonのポートレートが採用されています。
「マーヴィン・ゲイの『Whatʼs Going On』について、ずっと考えていたんだ」 とANOHNIは語っています。「あれは私の中で本当に重要な試金石となった。これらの曲の中には、50年以上前にポピュラー音楽で初めて声を上げた地球や環境への懸念に応えるものもある。」
「このレコードは役に立つものにしたい」とANOHNIは続ける。「私は ‘HOPELESSNESS’ で、人々の仕事、活動、夢想、意思決定を強化するようなサウンドトラックを提供できることを学びました。この恐ろしい時代を率直に表現することが、不快感ではなく、共感と安堵の原因となるような、孤独を感じさせないような意識を歌うことができる。この作品は、私たちが今直面しているこの会話を通して、他の人々が尊厳と回復力を持って動けるような、役に立つものにしたいのです」
最初のシングルはソウルフルな “It Must Change” で、Ian ForsythとJane Pollardが監督し、イギリスのモデルで活動家のMunroe Bergdorfが出演するビデオが付属しています。「マンロー・バーグドルフは、英国社会に多大な貢献をしている」とANOHNIは言います。「彼女はいつも、その明晰な優しさで私を感動させる。マンローの品格と倫理的な勇気は、指針となるものです。」