ジャズの素養を持つピアニスト兼ソングライターのCynthia Tauroと、Broken Social Sceneの核としてインディー・ロック界を牽引するBrendan Canning。この二人の強力なコラボレーション・プロジェクト、TAUROが、待望のデビュー・アルバム『Act I』から先行シングル「Crüel to Be Distant」をリリースしました。アルバムはBirthday Cakeレーベルより2026年4月4日に発売されます。
本作は、ジャズの洗練とインディー・ロックのダイナミズムが融合したTAURO独自の音楽性を象徴する一曲です。歌詞では、四季を通じて拭えない不信感や、相手の声のトーンに潜む「何か」を鋭く察知する緊迫感が描かれています。タイトルの通り「距離を置くことの残酷さ(cruel to be distant)」をテーマに、親密だったはずの二人の間に生じた埋められない溝と、真実を隠し通そうとする相手への冷ややかな追求が綴られています。
楽曲のクライマックスでは、「去っていくなら構わない、そもそも君は最初からここにいなかったのだから」という痛烈なフレーズが登場し、不毛な関係に終止符を打つ強い意志が示されます。Brendan Canningの確かなインディー・センスとCynthia Tauroの繊細なソングライティングが交錯するこの曲は、人間関係の虚無感を鮮やかに描き出し、2026年のオルタナティブ・シーンを象徴する重要なアルバム『Act I』の幕開けに相応しい完成度を誇っています。
