Lilts – “Waiting Around”

ドリーミーで、安定感があり、ドライヴ感のある “Waiting Around” は、10月13日にBetter Company RecordsからリリースされるデビューEP ‘Lilts’ からのタイトル・トラックだ。90年代初期のドリーム・ポップに現代的なひねりを加えた “Waiting Around” は、John Ross(Wild Pink)がアレンジした洗礼されたギターとドラムに、Laura Wolfの親密で風通しの良いボーカルが乗っている。この曲についてウルフは、「パーティーで壁の花になっている情景が頭に浮かんだの。パーティーで壁の花になっている情景が頭に浮かんだんだ。外側にいることに安堵しながらも、つながりのなさを渇望し、失望している。歌詞が大きくなるにつれて、挫折に直面したときの自己価値や、小さいと感じることについての物語になっていった」と語っている。

Lilts – “Dodge Street”

John Rossは、昨年秋にリリースしたWild Pinkのアルバム ‘ILYSM’ の続編をすでに発表しているが、同バンドが比較的多作であったため、サイドプロジェクトを立ち上げるのを止めたことはない。彼はEerie Gaits名義でアンビエント・レコードを数枚リリースしており、現在は ‘ILYSM’ に歌声を提供したLaura Wolfと組んでLiltsという新バンドを結成している。
Liltsはロスとウルフのコラボレーションで、ウルフがすべての曲でリードを歌い、2人のミュージシャンが一緒に音楽を開発する。ウルフがLiltsのデビュー・シングル “Dodge Street” について説明しているように、彼らのプロセスは極めて協力的なものだ:

「”Dodge Street” は電話ゲームのように書かれた。ジョンがたまたま駐車していた通りの名前にちなんで「Dodge Street」というボイスメモを送ってきたのだ。私は彼のギターをかき鳴らした録音を切り刻み、コード進行を再構築して、ヴォーカル・メロディーを加えた曲の構成を彼に送り返した。彼は私のデモにベースとドラムを加えて解釈し、そこから私はもともと “Dodge Street” の韻を踏むことを意図した歌詞のシナリオを構築した。タイトルは曲にはならなかったが、タイトルの心は残った。”Dodge Street” は、誰かの夢のために生きることの失望を歌っている」