Last Living Cannibal – “Wicked Hands”

オルタナロックの雄Last Living Cannibalは、ナイロン弦ギターときらめくシンセサイザーで音のパレットを広げ続け、新曲 “Wicked Hands” では広大で魅惑的なサウンドを披露している。2021年にリリースされたデビューアルバム ‘7 Years’ から続くこのシングルは、Penelope Islesのサポートツアーや、EERAのアルバム ‘Speak’ の制作でベルリンを行き来するなどのライブ活動で、Nothing Fancyからリリースされる初めての作品となった。

Allister Kellaway AKA Last Living Cannibalは、「Wicked Handsは、何かが自分を傷つけている時に、それに向かって努力する価値があるのか自問自答している曲だ。この曲はカタルシスから解放されるような曲で、不思議と心が落ち着くんだ」

Mantis Operaのフロントマン兼リーダーは、実験的でアバンギャルドなロックバンドで、ロンドンではカルト的なライブファンを持っているが、Last Living Cannibalは彼にとって刺激的な気分転換になった。当初はLowやMy Bloody Valentineのような “音の壁”や “吹き出し”をモチーフにしていたが、この最新作ではより繊細で、小さな変化が大きな影響を与えるようなものを試したいと考えている。

秋にはEPがリリースされ、来月にはMumble Tide、Scott Lavene、Voguesのリリースを含むNothing Fancyのカセットシリーズとして’Wicked Hands’がリリースされる予定だ。