インディーポップ/ドリームポップのアーティスト、Hazel Englishが新シングル「Calgary」をリリースしました。この楽曲は、彼女特有の浮遊感のあるギターサウンドとノスタルジックなヴォーカルが特徴で、リスナーを穏やかながらも切ない感情へと誘います。歌詞は、不安定な関係性の中で見つける、つかの間の完璧な瞬間を描いています。相手の愛情への不確実性(”I can’t ever be sure”)を感じつつも、カナダのカルガリー近郊の湖で星空の下で過ごす夜や、車中で髪を撫でられるといった親密な瞬間には、「Loving you comes so easily」と歌い、その瞬間だけは永遠に留まりたいと願う心情を綴っています。
この曲は、現実的な懸念(「Always been like that」や「I’m fooling myself」といったフレーズに現れる、相手の変わらない性質や自己欺瞞)から一時的に目を逸らし、ただ愛する人と共にいることの安らぎと幸福を追求する逃避的なロマンスをテーマにしています。特に「We’ll never get there if you’re not on board」という一節は、関係の進展が相手次第であるという不安定さを強調しながらも、「I just wanna feel you next to me」という純粋な願望を繰り返すことで、刹那的な愛の美しさを際立たせています。全体として、この新曲はHazel Englishの楽曲世界において、甘美さとほろ苦さが混在する、繊細で共感を呼ぶ作品となっています。
