ARTIST : Tommy McLain
TITLE : Moving to Heaven
LABEL : Yep Roc Records
RELEASE : 6/28/2024
GENRE : americana, folk, ssw
LOCATION : Jonesville, Louisiana
TRACKLISTING :
1.Tommy McLain Testimony
2.Moving to Heaven
3.You’ll Love This Heaven Too
4.Miracles
5.High Class Fool (King Herod)
6.Love Hurt Hope
7.You’re Not Dancing to Wings on a Dove
8.Cold in This House
9.Looking for a Man Named Jesus
10.In Prayer
11.Radio Maria Theme Song
12.Tommy McLain Bio (Carol Skaggs)
2003年、スワンプ・ポップのパイオニア、Tommy McLainがアルバム『Moving to Heaven』をセルフ・リリース。ルイジアナ音楽史の中でも極めてレアな『Moving to Heaven』は、20年以上前にトミー自身が500枚プレスしたCDとしてのみ存在。トミーはバイユーでのライヴでCDを販売し、それがこのミステリアスなアルバムを購入できる唯一の場所でした。極めてDIYな制作手法と不気味なシンセサイザー・サウンドが特徴的なこのアルバムは、トミー・マクレーンの最も生々しくスピリチュアルな作品。
何年も後、エルヴィス・コステロはルイジアナ州のレコード店で『Moving to Heaven』のCDを見つけ、その音楽に惚れ込みました。コステロは、70年代にコンピレーション『Another Saturday Night』でトミーを聴いて以来、トミーのファンでしたが、『Moving to Heaven』は特別なものだと知っていました。コステロとトミーは2010年、ボビー・チャールズのトリビュート・コンサートで出会うことになり、そこでコステロはトミーに直接『ムービング・トゥ・ヘヴン』への愛を告白。「トミー・マクレーンのような人のアルバムを探しに、地元の中古レコード屋に行ったものさ」と、コステロは2022年にニューヨーク・タイムズ紙に語っています。
2022年は、40年ぶりの商業用アルバム『I Ran Down Every Dream』をYep Roc Recordsからリリースしたマクレーンにとって飛躍の年。このキャンペーンにより、マクレーンはニューオーリンズ・ジャズフェスティバルでヘッドライナーを務め、レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェイムズ・コーデンでパフォーマンスを披露し、ビルボードでは1960年代以来のチャート入りを果たしました。世界中の新たな聴衆がトミーに注目する中、長らく行方不明になっていた2003年のアルバム『Moving to Heaven』への関心が再び高まり続けています。このアルバムは20年間絶版で、オンラインで聴くこともできなかったため、ファンも音楽史家も『Moving to Heaven』が時の流れの中で失われてしまったのではないかと危惧していました。
Yep Roc Recordsは、『Moving to Heaven』の初のデジタル・リリースを発表できることを嬉しく思います。このアルバムは、MW Audioのマイク・ウェストブルックによってリマスターされました。このスワンプ・ポップというジャンルの貴重な作品がついに発見され、かつてないほど素晴らしいサウンドになりました。極めて生々しいプロダクション・テクニックを駆使してもなお、トミー・マクレーンは「まだ力強く響く埃っぽい声」(MOJO)、そして「赤いベルベットに音があるとしたら、それはトミー・マクレーンの声だろう」(NPR)を披露し続けています。




