Palm Springs – Turning Yr Back on the Dolphin

ARTIST :
TITLE : Turning Yr Back on the Dolphin
LABEL :
RELEASE : 9/26/2025
GENRE : , ,
LOCATION : Melbourne, Australia

TRACKLISTING :
1. Infinity 69
2. Clay Object
3. Parthenon Baby
4. Lay Your Eric Burden Down
5. Waiting for the Gate
6. Your Ashes, My Tree
7. No Contest
8. Turning Yr Back on the Dolphin

ミュージシャンErica Dunnの、アウトサイダー・フォーク・プロジェクトが、ニューアルバム『Turning Yr Back On The Dolphin』をリリースします。このプロジェクトは、Dunnが他の活動(Tropical Fuck Storm、MOD CONなど)とは一線を画し、内省的で親密な詩を書く衝動から生まれました。

『Turning Yr Back On The Dolphin』は、7年間にわたるDunnの思索と熟考をまとめたものです。このアルバムは、ハドリアヌスのアーチの下での実存的危機(「Infinity 69」)、ニヒリズムと驚き(「No Contest」)、有害な人間関係からの解放(「Your Ashes, My Tree」)、そして現代社会を生き抜く重圧(「Lay Your Eric Burden Down」)といったテーマを探求する、不思議の国のアリスのような旅路を描いています。

タイトル曲「Turning Yr Back On The Dolphin」では、Dunnが初めてピアノを使い、存在の美しさと痛みの間で揺れ動く、内省的な意識の流れを表現しています。

本作は、Michael Beachによって3日間かけてテープレコーダーに録音されました。このアナログなアプローチは、プロジェクトの核となる「熟考や作為を加えず、楽曲の儚い瞬間を捉える」という原則を貫くものです。曲中の不安定な音、椅子のきしみ、街のノイズさえもそのまま収録されており、剥き出しのナイロン弦ギターとボーカルのシンプルなアレンジに、フルート、チェロ、ハーモニウムといった新たな楽器が加わり、インスピレーション源となったフォークの先駆者たちに深く敬意を払いながらも、Palm Springs独自のサウンドを確立しています。

そのサウンドは、独特のダークユーモア、メロディックな空想、そして夜明け前の薄暗い空間で心に再び浮かび上がるような、抒情的なイメージで満たされています。