Elephant Tree – Handful Of Ten

ELEPHANT TREEの種は2013年、不眠不休のイギリスの首都ロンドンの路地裏にあるリハーサル・スペースで蒔かれました。そこで、Jack TownleyのベースとSam Hartのドラムから「Attack of the Altaica」という曲の最初の音が生まれました。したがって、この初期のデモがバンドの新しいレアリティ・コレクション『Handful of Ten』のオープニング・トラックとなったのは、初期デモ、別バージョン、未発表曲とともに、すべて新曲が収録されているということ。

「Attack of the Altaica」の暖かくシロップのようなファズと高鳴るヴォーカル・ハーモニーの感染力のあるブレンドは、すぐにMagnetic Eye Recordsとの契約につながり、2014年9月にデビュー・フルレングス「Theia」をリリース。このデビュー・アルバムは批評家からもファンからも大好評。

勤勉な英国人はその評価に甘んじることなく、2015年にはセルフタイトルの2ndフルアルバム『Elephant Tree』を発表。ELEPHANT TREEは、より地元に近いレーベルに挑戦するという決断を下すも、結局はうまくいかず、新しいレーベルはトラブルに見舞われ、その結果、バンドの3作目となる最新アルバム『Habits』（2020年）は、それにふさわしい継続的なサポートを得られないままとなりました。

ELEPHANT TREEは、”Theia” のリリースから10年を記念して、高い評価を得た “Habits “をマグネティック・アイより再発。同時に『Theia』も “Theia”(Anniversary Edition)としてリイシューされ、この画期的なリリースの音楽はそのままに、アートワークが一新され、豊富なレア写真、ライナーノーツ、歌詞が追加され、バンドの最初の10年間を余すところなく知ることができます。

最もエキサイティングな10年間を振り返りながら、ELEPHANT TREEは『Handful of Ten』を、彼らのアーカイブからの素晴らしい曲と、大胆でブリスターな新曲で熱烈に紹介します。