ARTIST : Fuckwolf
TITLE : Boone
LABEL : AGITATED RECORDS
RELEASE : 8/29/2025
GENRE : rock, psychedelic, scuzz
LOCATION : San Francisco, California
TRACKLISTING :
1. Plan Ahead
2. Song 2B
3. White
4. Everything In Its Sweet Time
5. Now
6. Boone
7. Temple Of Doom
8. Heed The Dark Lord
9. Safe House
10. We War
サンフランシスコを拠点とするバンド、Fuckwolf(ファックウルフ)が、待望のデビューアルバムに続き、新たなアルバム『Boone』をリリースしました。長年サンフランシスコの音楽シーンで活動してきた彼らは、Ethan Miller(Silver Current / Comets On Fireなど)の尽力によりデビューアルバムを制作し、日本ツアーを経て、Green Milk From The Planet Orangeとのスプリット盤も発表しています。
彼らが2024年末に再び集結してレコーディングしたのが、このセカンドアルバム『Boone』です。
デビュー作の鮮烈なサイケデリアをさらに洗練させ、膨らませた今作は、Fuckwolfをサイケデリック・ロック界の新たな担い手へと押し上げています。
Mercury Revの『Yerself Is Steam』、Butthole Surfersの『Rembrandt Pussyhorse』、そしてFlaming Lipsの『Telepathic Surgery』といった名盤を彷彿とさせる、強烈なサイケデリックなサウンドの中に、純粋なポップな魅力が散りばめられています。
前作『Goodbye, Asshole』が「テキーラのような鋭いリフ、ベタベタの床、そして消えゆく街の虚空に叫ぶラストオーダーの混沌とした夜」だとすれば、今作『Boone』は「その無慈悲な翌朝」を描いています。太陽の光がブラインドの隙間から差し込み、頭がズキズキと痛み、昨夜の過ちが、生々しく、否定しようのない形で浮かび上がってきます。
今作は、Fuckwolfの持ち味であるざらついたサウンドをむき出しにしています。Eric Parkのベースラインは二日酔いの脈動のように忍び寄り、Simon Phillipsのドラムは目覚ましを叩き壊すかのように響き、Tomo Yasudaのギターはホットプレートで焦げ付いたコーヒーのようにスパークします。
アルバムに収録された10曲は、霧が晴れた後に残る、傷跡を記録したポラロイド写真のようです。そこには、切望と悲嘆の物語、生々しい傷跡、そして鎮魂歌が収められています。
ただ感傷に浸るのではなく、バンドは虚無と向き合い、反撃するタイトで恐ろしい美しさを見せています。パーティーは終わった。しかし、清算の時はこれからだ、という力強いメッセージが込められています。
なお、マスタリングはMikey Youngが手掛けています。




