L Morgan – “Blackguard”

イリノイ州のインディー・バンド、Bristletongueは、レコーディングを共有する前に検疫期間中に終わりを告げ、フロント・パーソンのL・Morganは、音楽が自分たちの人生の一部であり続けるかどうか疑問に思うような作家のブロックを経験した。Femme Floraleから5年後、モーガンはソロ・デビュー・シングル “Blackguard” で戻ってきた。以前のバンドの壮大なスケール感と親密な個人的表現はそのままに、Bristletongueの作品よりも少しソフトで、ドリーミーで、よりエレクトロニックな作品に仕上がっている。モーガンはこの作品についてこう語っている:

「前作から今作までの長い間、音楽を作る能力を失ってしまったと感じた時期があった。自分のどこが悪いのか、なぜこのブロックを直そうと試みてもうまくいかないのかがわからなかった。この1年の間に、セラピーによって、これが慢性的なストレスと多くの古いトラウマの結果であることを知ることができた。癒しのプロセスの大部分は、自分が何者であるかを再確立することであり、音楽がそのアイデンティティの一部であるかどうかを本当に疑わなければならなかった。

そもそも音楽を作り始めるきっかけとなったものを見直すのに時間をかけた結果、曲作りや文章を書くこと全般が、自分自身の最も純粋な姿であり、創造し、認識し、自分の感情のすべてを本当に感じたいという願望であることがわかったと思う。この “Blackguard” という曲は、私が17歳の時に書いた曲の再創造なんだ。10年経った今、彼らのヴィジョンの可能性を受け止め、彼らの曲をリリースできるほど彼らを信じることで、若く、より力強い自分に敬意を表することができることにとても興奮している。ここまで来るのに時間がかかりすぎたと感じることもあるが、波乱万丈の旅のおかげで、このプロジェクトの結実は本当に甘美なものになった」