Mark McGuire – “The Instinct”

未発表ものや別名儀などのものがちょこちょこありましたが、今度こそ新作です。解散した Emeralds のギタリスト Mark McGuire の新作ソロ・シングルが、Ducktails 主宰の New Images からリリースされるようです!! “The Instinct” は、12インチ・シングルに収録される音源で、ギター、ベース、シンセ、そしてドラム・プログラミングを Mark McGuire 自身で全て演奏したものだそうで、徐々に盛り上がっていく感じの曲です。マスタリングは James Plotkin、リリース時期は未定ですが、近いうちに出るらしい。そして新作アルバムもあるようです。

Raleigh Moncrief – “On Feedback”

2011年にデビュー・アルバム Watered Lawn をリリースしていた Raleigh Moncrief が、新作EP を再び Anticon からリリース致します。先にストリームできる “On Feedback” は、冒頭は反復するフレーズに始まり、徐々にストレンジなコラージュ・ポップへと変化していきます。新作EP Dusted は、Anticon から 3/19 にリリース。

STRFKR – ‘Miracle Mile’ (Polyvinyl)

やっぱりノリ弁に勝る弁当は存在しないと思うのです。昨日も近所のスーパーで残り一個になっていたノリ弁を買って家で食べようとしたら、白身フライじゃなくてコロッケ・ヴァージョンであることに気付いてげんなり。そんなのはノリ弁じゃねえと思ってラベルを確認すると白身フライって印刷されている。おい!と思ってよく見たら三元豚コロッケっていうシールも貼ってあった。悔しい、気付かなかった自分に。こうなったらオリジンのノリヴェンでリヴェンジするしかない。オリジンのノリ弁ってめちゃ旨いよね。この人達の名前はこの表記がデフォで宜しいんでしょうね。これで4作目になるポートランドのバンドですが、前作 Reptilians まではディスコ、強いてはハウスなテイストをかなり用いたものであったので、新作 Miracle Mile の先行曲を聴いていた段階でなんか違うぞという感覚はありました。そして、全部を通して聴いたところ、これまでのようなエレクトリックなビートやシンセポップ感が随分少なくなって、ドラムも生で、かなりバンド系の音に変りました。前作でのちょいチルウェーヴな雰囲気と、酔いどれディスコなグルーヴに惚れ込んでいたので、この変化に若干の戸惑いは隠せません。その代わりに好きだった部分の無気力感が増えているのはとてもいいこと。これが STRFKR じゃなくて新しいバンドのデビュー作だったら素直に好きになっているだろうけど、前作のディスコ感も捨て難かったので、まだ頭の中で吹っ切れていない自分がいます。

6.5/10

Brazos – “How The Ranks Was Won”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=iU2wxKBNyXI&w=640&h=360]

オースチン出身、ニューヨーク在住のトリオ BrazosDead Oceans とサインをしてセカンドLP Saltwater を 5/28 にリリースします。アルバムからのファースト・シングル “How The Ranks Was Won” のビデオです。軽やかなオルタナ・ロック/ポップ。

Waxahatchee – “Coast to Coast”

フィラデルフィアからブルックリン、そしてバーミンガムへと移動をしているソングライター Katie Crutchfield バンド Waxahatchee のセカンド・アルバム Ceruleam Salt からのファースト・シングル “Coast to Coast” です。90年代のオルタナを思わせるシンプルなDIYロック。アルバムは Don Giovanni から 3/5 にリリースされます。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=4fBrSbsYt94&w=640&h=200]

Saigon – “Night Fever”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=F3DdPungQS8&w=640&h=360]

ストックホルムの5人組 Saigon の最新ビデオ “Night Fever” です。Kevin Luna による制作の映像。なかなかおもしろいバンドです。彼等はテープ・レーベル Quaset や Zeon Light からリリースをしていますが、こちらの曲は新作フル・アルバムからのファースト・シングルです。リリース先は未確認です。

Endless Boogie – ‘Long Island’ (No Quarter)

No Quarter レーベルからこれで3作目、初期のレーベル・イメージとしてここまでオールドスクールなロックをやるバンドは他にあんまりいなかったので、このレーベルはたまにこういう渋いのも出すんだなあと思っていた。だけど、気付けばレーベル内で最もリリース量のあるバンドになっていたのです。そして今ではむしろ Endless Boogie に代表されるような渋い音が主流になっているのでした。渋いと簡単に申しましたが、たぶん多くの人が聴いても渋いと感じてくれると思う。歌うは語り調で喉を唸らせる。ギターはワウなフレーズにファズなリフ。Endless Boogie の名前に偽りのない、長ったらしいブージー。中盤の3曲はすべて 9分18秒なんて、わざとやってるのは明らかですが、普通に考えて長いよね。でもこれより短い曲は2曲で、むしろ長い曲は更に3曲。もちろん曲の途中で変化は待ち構えているけど、とにかくひっぱるひっぱり方式。曲の後半に行く頃にはなんか名残惜しい気分になるし、そんなフレーズを用意してくれる。しゃがれ声の語りはそんなに多く入っていなくてインスト部分がかなり長い。むしろ、ギターが唸り唄を歌ってる風。そして、曲が終ってもまた次に長い曲が待ち構えている。アルバム・トータル1時間19分、それなりの覚悟は必要です。

7.0/10

Psychic Ills – ‘One Track Mind’ (Sacred Bones)

そろそろいいかなと思うので言いますが、Sacred Bones はこの統一デザインのジャケットでなければダメなのかな? アートワークもそれなりに重要っていうか、個性だと思うので普通に自由なものにしてもいいんじゃないかと。まぁ、アーティストもそれを承知で契約しているのだろうから、強くは言えないんですけどね。たぶん活動が休止されていると思う The Social Registry からデビューし、前作もここ Sacred Bones からリリースしていた Psychic Ills です。なんていうか、絵心のない自分としては、こんなにいい感じのもんを書けるのが羨ましい。これは何を使って描いたんでしょうね。自分が同じものを書けといわれて、見ながら書いたとしてもこの立体感みたいのは出せない。薄っぺらい人間だから仕方がないさ。Psychic Ills は、メンバー何名いたっけかな。そう思うのは、今作はヴォーカルの人のソロ作か?と感じるようなシンプル系だから。後ろで鳴っている音はサイケデリアかつルーズなもので、今までと基本は一緒。でも、それもちょいと控えめ。なんか昔こんな感じの音楽あったなあ。Revolution 9 かな、Jesus & Mary Chain だった人の、ってちがうか、Darkside系、う〜ん、思い出せない。いずれにしてもこういうのは潜在的に嫌いじゃなく、じっくり聴くことはないけど、垂れ流しにしておくといい感じ。毎度少しずつ変化はしていってるけど、今後もよろしくお願い致します。

7.0/10

DIIV – “Wait”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=L702zw6Ilqs&w=640&h=480]

DIIV のデビュー・アルバム Oshin から収録曲 “Wait” のビデオです。

Purling Hiss – “Mercury Retrograde”

フィラデルフィアのサイケデリック、オルタナ・バンド Purling Hiss が新作アルバムを遂にとういか、 Drag City からリリースすることになりました。ちょっと前にアルバムのトレイラー音源が聴けましたが、アルバム収録曲 “Mercury Retrograde” が先行でアップされたようです。かなり聴き易い路線になってますね。リリースは 3/19 です。

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