サンフランシスコのシンガーソングライター Sonny Smith を中心とするお馴染みの Sonny and the Sunsets ですが、ちょっと前に Sonny Smith の 100 Records シリーズが再発されていましたが、今度はバンドの新作が昨年に続いてリリースされます。”Dark Corners” は、新作からの先行曲で、去年のものよりキャッチーな感じ。4作目となるアルバム Antenna to the Afterworld は、Polyvinyl から 6/11 のリリース。
[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/83836899″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]rock
Feeding People – “Big Mother”
Feeding People の最新アルバム Island Universe に収録のサクッと終る曲 “Bog Mother” のビデオです。タイトル通り、ビッグ・ママ登場。
Helado Negro – ‘Invisible Life’ (Asthmatic Kitty)
彼との思い出はいっぱいある。ROM としてのツアーのときはずっと家にいたし、ちょいちょい日本に来ては、その都度会ってたからね。でももう暫く会っていないな、最近はどうしてますかね。その間に活動の中心はこの Helado Negro に移ってきていた。Roberto Carlos Lange の音楽を初めて聞いたのは Epstein 名義になるような気がするが、実はたぶん ROM の方が先。それは、自分とこのレーベルから出していたからではなくて、Counterflow Recordings から出ていた12インチが単純に先のリリースだったから。ポストロックとインスト・ヒップホップを混ぜたような “Into The Clouds” はやっぱ名曲です。でもって、その後は Epstein や Boom & Birds 名義でのヒップホップ路線が活動の中心であったけど、2009年のデビュー作から Helado Negro として本人が歌う名義として活動を始めたわけです。それから今日まで Epstein 名義の作品の他に、Savath & Salavas のメンバーとして加わったり、Julianna Barwick との OMBRE プロジェクトなど、常にいくつかの場所を備えながら活動を続けていた。Helado Negro としての一番の特徴はさっきも言ったように彼が歌うことにあるが、それも彼のルーツのポルトガル語で歌われることが多く、特有の朴訥とした歌い方が Helado Negro の大筋を占めていると言ってもいいだろうし、そこが一番耳に残る。今回もいつもの歌は存在するけど、少し印象が違う。理由はふたつあって、ひとつは、今回は英語をメインで歌っていること。やっぱり英語だと自然な感じに聞こえるから不思議です。それともうひとつはサウンド面の出来。これまでの Helado Negro は、Helado Negro としての音楽性を追究していたから、トラックの部分も他のプロジェクトとは少し違うやり方だったと思うけど、今回のエレクトリック中心のトラックは、彼がこれまでやってきたいくつかの名義でのサウンドを、部分的に取り込んでいる感じがあって、今まで一番リズミカルな内容になってるのです。本人のことを良く知っているから言いづらいけど、今までの Helado Negro は、少し聴きづらかったんですよ、特有のヴォーカルと少し深い曲調で。でも今回はずっと楽に聴いていられる。あと女性のコーラスが頻繁に入るのも聴き易さにいい影響を与えている。長く彼の音楽を聴いてきた人には解るとおもうけど、全体的には Roberto Carlos Lange が得意とする音の使い方で、らしい作品でもあるけど、いい感じだね。
8.0/10
The Living Eyes – “Up And At Them”
オーストラリアはジーロングのガレージ・バンド The Living Eyes の間もなくリリースになるセルフ・タイトルの新作アルバムから、2曲目の先行曲 “Up And At Them” がアップされました。ミッドテンポのオージーらしいDIYテイストなガレージ、サーフ・サウンドで心地好い。先に上がっていた “Slave Labour” のストリームも一緒にどうぞ。アルバムのリリースは、Anti Fade Records から 4/1 の予定です。
Empty Pools – ‘Small Talk’ (Battle)
2011年にブリストルで結成されたバンド Empty Pools の新作EPが Battle Worldwide Recordings からリリース。スムージーなオルタナ〜ポスト・ロックなサウンドで、ノイジーな部分もあり。彼等は、Sharon Van Etten, Menomena, Destroyer, White Denim, Other Lives, Momoryhouse そして Exitmusic などの前座を務めたようです。只今、アルバムも製作中。
Dear Reader – “Down Under, Mining”
南アフリカヨハネスブルグ出身で、現在はベルリンを拠点に活動する女性シンガー Cheri MacNeil による Dear Reader の4/8 に City Slang からリリースされるニュー・アルバム Rivonia に収録の “Down Under, Mining” のビデオです。映像は、ベルリンを拠点にする Barbara Steinitz による製作の切り絵を用いた人形劇風の映像で、1900年代のヨハネスブルグを描いたものです。
GEMS – “Never Age”
先日ビデオをポストしましたが、ワシントンDC の Clifford John Usher と Lindsay Pitts によるドリーム・ポップ 男女デュオ GEMS が、Turntable Kitchen からリリースするシングル All I Ever のBサイド・トラック “Never Age” がアップされました。Beach House 以降の完璧なドリームポップ。ついでに Aサイドの “All I Ever” のストリームも貼っておきます。