Dirty Beaches – “Displaced”

昨年のダブル・アルバム ‘Drifters/Love Is The Devil’ に次ぐ新作を遂にリリースする Dirty Beaches。新作アルバム ‘Stateless’ は、4曲構成のインスト作だそうで、収録曲 “Displaced” の抜粋がアップされています。で、Phill Niblock や György Ligeti なんていうアーティストを引き合いに出されているように、まさかのミニマル・ミュージック路線なのです。しかも “Displaced” は、 Father Murphy や Gomma Workshop などのアヴァン・バンドのメンバーで知られるイタリアのミュージシャン Vittorio Demarin とのコラボレート曲だそうで、Demarin のヴィオラの演奏と Hungtai のサックスの演奏による本気のミニマル・ミュージック。コンセプト作としての位置付けかもしれないけど、なかなかやってくれます。アルバム ‘Stateless’ は、Zoo Music から11/4にリリース.

Pharmakon – “Body Betrays Itself”

ニューヨークのインダストリアル姉さん Margaret Chardiet による Pharmakon がリリースする新作アルバムから先行曲が遂にアップされました。冷徹なインダスビートとエレクトロニクス、そしてスクリーミング・ヴォーカルの痛々しいサウンドを今回もやっております。アルバム ‘Bestial Burden’ は、Sacred Bones から10/14にリリース.

Dan’l Boone – “Part 1 & 2”

ちょっと前にパート1がアップされたけど新たにパート2が登場したんでちょっとだけ。この Dani’l Boone は、やばーい人達によるスーパーグループ。メンバーは、Wolf Eyes の Nate Young、Royal Trux の Neil Hagerty、Alex Moskos (Drainolith) そして Farmant の Charles Ballas によるプロジェクト。この映像はかなり一部でしかないけど、強面な兄さん達が集まった音楽はきっと怖くてクールでしょう。セルフタイトルのアルバムは、Drag City から9/23にリリース.

King Tears Bat Trip – ‘Stolen Police Car’

シアトルを拠点にする7ピース、フリーク・バンド King Tears Bat Trip の曲 “Stolen Police Car” をどうぞ。こちらの曲は19分くらいあるんですが、サックスとパーカッションなどによる、トリッピーなフリーク・ロックでして、サックスとギター以外、残りの5人が全員ドラムという編成なのです。こちらの曲は、デジタルでは1年以上前にリリースされておりましたが、間もなく Debacle Records からピクチャー・ヴァイナルでリリースされるようです。同じ曲のライヴ・パーフォーマンス映像もあるので一緒にどうぞ〜.

Death Blues – “Do”

Collections of Colonies of Bees や Volcano Choirのメンバーとしても活動してきたお馴染みドラマー Jon Mueller によるプロジェクト Death Blues の新作がリリースされます。キックとシンバルのクラッシュがループする彼のドラムと、Jim WarcholとKen Palmeによるギター等で作り出されるノイズ・ロックな繰り返しは圧倒的です。以下は収録曲 “Do” の抜粋映像です。アルバム ‘Non Fiction’ は、Sige Records から6/17にリリース.

Man Forever – “The Clear Realization”

Oneida のドラマー John Colpotts によるプロジェクト Man Forever の Thrill Jockey からリリースされた最新アルバムから “The Clear Realization” のビデオです。この曲は、パーカッション・ユニット、So Percussion とのコラボ曲.

Brian Chase and Alan Licht – “Immediate Release”

Yeah Yeah Yeahs のドラマーである Brian Chase と、インプロ系ギタリスト Alan Licht という異色コラボレート作品が、間もなく New Images からリリースされるようです。現在アップされている音源 “Immediate Release” を聴いても、アヴァンでドローニッシュなスタイルになっていて、実験的な路線。アルバム ‘We Thought We Could Do Anything’ は、5/5のリリース.

Million Brazilians – “Untitled VI”

ポートランドを拠点にするフリー・サイケ・ユニット Million Brazilians は、Psychic Sounds や カセット・レーベルなど、アンダーグランドなレーベルから幾つかリリースしておりましたが、新作アルバムが間もなく Moon Glyph から出るようです。フリー・ジャズ、ドローン、民族音楽、クラウトロック、ダブなどを交えたサイケデリック・ミュージック。現在、アルバム ‘Wet Dry Jungala’ からの先行曲 “Untitled VI” が以下で聴けますが、さっきの Psychic Sounds 経由では、’Nightside in Jungala’ というタイトルからの先行曲として2曲アップされているんですが、タイトルが微妙に違うので、別物アルバムになるのかちょっと謎です。

Tiger Hatchery – “Chieftain”

2010年に、Radio People などで知られる Sam Goldberg が主宰する Pizza Night レーベルからアルバムをリリースしていたフリー・ジャズ・トリオ Tiger Hatchery の新作アルバムがリリースされるようです。メンバーは、アンビエンス・プロジェクト Quicksails などで知られる Ben Billington と Andrew Scott Young, Michael Forbes による編成。現在ストリーミングできる “Chieftain” を収録したアルバム ‘Sun Worship’ が、設立50周年を迎えた ESP-Disk から 11/19 にリリースされます。

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