Steve Wynn – Make It Right

The Dream SyndicateのSteve Wynnが、回顧録と同時に発表した全く新しいソロ・アルバム。「Make It Right」は、文字通りの解説と比喩的な反芻、つまり回顧録作家とミュージシャンとの対話であり、これまで聴いたことのない、より傷つきやすく、より内省的なウィンの姿。
「Make It Right」には、Mike Mills (R.E.M.)、Vicki Peterson (The Bangles)、Chris Schlarb (Psychic Temple)、Emil Nikolaisen (Serena Maneesh)、Linda Pitmon (The Baseball project)、その他多数のミュージシャンが参加。
「2010年以来のソロ・アルバム『Make It Right』と同じ週にJawbone Pressから発売される私の回顧録『I Wouldn’t Say It If It Wasn’t True』の制作と並行して、これらの曲を書き、レコーディングしました。章を追うごとに、私は自分の過去に深く潜ることからインスパイアされた曲のアイデアを得たり、またその逆もありました。しばらくすると、その考察は絡み合うようになり、文字通りの反芻と比喩的な反芻の相互解説になりました。それは回顧録作家とミュージシャンとの対話であり、一人Q&Aであり、私の心のテニスコートでの穏やかなボレーでした。40ラブ、ゲーム、セット＆マッチ。
Make It Right』は自伝的な作品ではありませんが、彼が生まれた街であり大通りであるサンタモニカから始まり、現在彼が住んでいるニューヨークのクイーンズ地区の大通りである “ルーズベルト・アベニュー “で締めくくられています。
ウィンはこの秋、この本を引っ提げ、イギリス、ヨーロッパ、アメリカでツアーを行う予定。