ARTIST : Itchy & The Nits
TITLE : Greetings From…
LABEL : Anti Fade Records, Total Punk Records
RELEASE : 2/6/2026
GENRE :
LOCATION : Sydney, Australia
TRACKLISTING :
1. Theme 2
2. Nudie Beach
3. Gimmie a Break
4. Smelly Boys
5. T.V.
6. Waiting Around
7. Cartoon
8. Secrets
9. Fortune Teller
10. Going Out
11. Lies
12. City Line
Itchy & The Nitsは、おそらく世界で最もチャーミングなバンドという称号を手にしている。彼らがまとうカリスマ性と友情は、60年代や70年代のティーン向けシットコム、あるいは土曜朝のアニメ番組の中にしか存在しないと思えるほどに輝かしい。明日、世界が崩壊したとしても(それは十分に起こりうることだが)、私たちが天を仰いで狂乱し走り回る傍らで、The Nitsの面々はどこかの洞窟に集まり、石を叩き、輪ゴムを爪弾きながら、互いを笑い転げさせていることだろう。彼らはまさに、21世紀における本物のThe Monkeesなのだ。
「Itchy & the Nitsショーへようこそ/ディスコにいるみたいに踊ろう」――セカンドアルバムの幕を開ける2曲目のテーマソングで、彼らはそう合図を送る。『Greetings From…』には、「Smelly Boys(臭い男の子)」や「Nudie Beach(ヌーディストビーチ)」での泳ぎ、そして最高の天気の日にテレビを観ることへの賛歌が詰め込まれている。前作よりも人間関係についての曲が増え、「毛じらみ」についての曲は減ったようだ。「Cartoon」には、楽曲のインスピレーション源から拝借したクラシックな擬音エフェクトが散りばめられており、このアルバムの舞台設定に見事に馴染んでいる。「Waiting Around」や「Gimmie a Break」といった、彼らにとって最も内省的な楽曲でさえ、葬儀場よりはビーチにふさわしい響きを持っており、簡潔さこそがこの日のルールであることを示している。アルバムを締めくくる「City Line」までギターソロは登場せず、ほとんどの曲は2つか3つのコードで構成され、コーラスは頭から離れず思わず笑みがこぼれてしまうようなグループ・チャントが基本だ。
Itchy & The Nitsは、この2年間、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本をツアーしながらその術を磨き上げてきた。彼らは踊らせ方を知っており、笑わせ方を知っており、そして何よりキャッチーなメロディの書き方を知っている。David Forcierによる卓越したプロデュースは、バンドの原始的な魅力を捉えつつ、それらのメロディを鮮やかに輝かせている。『Greetings From…』Itchy & the Nitsは、2月6日にTotal PunkとAnti Fade Recordsからリリースされる。





