Wings of Desire – “Made of Love” / “Be Here Now”

イギリスのインディー・ロック・デュオ、Wings Of Desireは、2021年にリリースした一連のEPで衝撃を与えた。バンドは、シューゲイザーのテクスチャーとスプリングスティーンのような大胆さを融合させた、盛り上がりと至福感を併せ持つサウンドを見出した。バンドはこれらのEPに続いて、2022年の “Choose A Life” と今年の “Runnin'” という2枚のシングルを発表した。今日、彼らはさらに2枚のシングルを手に入れた。

新しい両A面シングルに収録されている “Made Of Love” と “Be Here Now” の2曲は、Wings Of Desireが自分たちのコンフォート・ゾーンで活動していることがわかる。この2曲はどちらも、霞がかかったように螺旋を描くギターとシンセの音に満ちた、壮大で広がりのあるロック・ソングだ。以下は、”Made Of Love” についてのWings Of Desireのコメントである:

「インターネット界で超男性主義が推進される中、我々はタフな男たちに、感情を抑圧するのではなく、感じてみることを勧める。他人を支配したり威圧したりすることは、クールでもセクシーでもない。しかし、優しさ、一体感、そして女性性と男性性の両方を受け入れることこそが重要なのです。皆さん、武器を置いて私たちと連帯し、時には弱さを見せてもいいのだということを忘れないでください。火は破壊せず、硬化させる」

そして、”Be Here Now” についてはこう言っている:

「”Be Here Now” は、自分がいるべき場所にいることを歌っている。今ここにいるということは、昨日自分に起こったことや明日起こるかもしれないことに集中するのではなく、ただ今ここにいるということだ。誰も自動操縦で身動きがとれなくなることを望まない。人間として、私たちは慣れ親しんだ自動的な行動や反応に気づき、明晰で穏やかな場所を見つける必要がある。今この瞬間は平和であり、超越するための空間を与えてくれる。

ラム・ダスは1971年に “Be Here Now” という言葉を初めて作ったが、その意図は無限である。完全にコントロールされていると感じながらも、自分の運命に対してまったく何も言えない。西洋文明で教えられてきたことすべてに反するが、ひとたび自由を受け入れれば、宇宙はあなたの牡蠣となる」