Miya Folick & Skinny Atlas – “Can’t Have It All”

NYを拠点に活動するプロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリストのSkinny Atlasが、高い評価を得ているヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサーのMiya Folickとタッグを組み、ニューシングル “Can’t Have It All” をリリースした。この曲は、フォリックの2ndアルバム ‘ROACH’ からの人気曲 “Ordinary” のフリップである。

彼の特徴である切ないローファイ・ポップ(Nettwerkでの1年間を通じ、彼のカタログの大半のベースとなっている)で知られるSkinnyは、次の作品では新しいサウンドを試したいと考えていた。レーベルのロースターを深く掘り下げると、彼は新星Miya Folickのインディー・ポップ・ミュージックに行き着いた。

Folickのトラック “Ordinary” を聴いたSkinnyは、ノスタルジックな感覚を覚え、プロデューサーたちが曲をフリップし、歌詞やメロディーに独自のアレンジを加えていたサウンドクラウドのシーンを鮮明に思い出した。彼は気まぐれで、ステムのない曲のオーディオファイルをダウンロードし、作業を開始した。この曲は、彼のキャリアにおける成熟した決定的な足がかりとなった。

「この曲は、スローダウンすること、内面を見つめること、愛する人々と時間を過ごすことを歌っている」とフォリックは原曲について話している。「物事はパーティーや見世物である必要はない。特別なことを特別に感じる必要はない。物事を急ぐことに喜びを見出すよりも、忍耐や静かさ、ゆっくりと誰かを知ることに喜びを見出すんだ」