Joel Harkin – “Is Iomaí Lá Sa Chill Orainn”

ベルファスト出身のオルタナティヴ・フォーク・アーティスト、Joel Harkin(ジョエル・ハーキン)は、復帰シングル “Letters From Alan to George” に続き、”Is Iomaí Lá Sa Chill Orainn” でアイルランドの新進気鋭の先駆者としての地位を確立した。

6分に及ぶこのトラックは、ほんの数秒のように感じられ、勝利に満ちたストリングス、きらめくギター、まばらなドラム・ビートが、ハーキンのヴォーカルに完璧な繭を提供し、さらにオファリーのアーティスト、Aoife Wolfがミックスに加わる。”Is Iomaí Lá Sa Chill Orainn” は、エモーショナルで入念に練られた物語の弧を描く、驚くべき波と流れだ。2020年のデビュー・アルバム『Never Happy』が北アイルランド・ミュージック・プライズの最終選考に残るにふさわしい作品となった特徴をすべて備えたこのミュージシャンの最新作は、歌詞の成熟と自身の音楽性への造詣の深さを示している。

トラック終盤の混沌としたブレイクダウンは、何とも言えない10代の怒りをトラックに加え、ハーキンの感情とヴォーカルの才能を見事に表現している。