Wreck And Reference – “Corpse Museum”

ロス・アンジェルス付近を拠点にするポスト・メタル・デュオ Wreck And Reference のフル・アルバムが、The Flenser からリリースされます。エレクトロニック、実験的な要素を交えたデゥーム、ポスト・メタル、ブラック・メタルなコンビで、ドラムは生ですが、もうひとりはサンプラーを片手にライブをし、刻む感じのノイズを発しています。アルバム ‘Want’ は6/10にリリース.

Geryon – “De Profundis”

ニューヨークはクイーンズを拠点にする Nicholas McMaster と Lev Weinstein によるブラック・メタル・デュオ Geryon が、昨年デジタルでリリースしてたアルバムが、Gilead Media からヴァイナル・リリースされるようです。ドラムとギター、そしてヴォーカルによる組合せで、ドラムはずっと2バス状態で、ギターが哀愁感も交えて右往左往する演奏。アルバムは、リリース済み?.

Yellow Eyes – “The Desert Mourns”

ブルックリンを拠点にするブラック・メタル・バンド Yellow Eyes の新作12インチからの音源 “The Desert Mourns” です。曲の始めはアンビエンシーな路線ですが、中盤からブラックメタルなドラミング、デス・ヴォーカル、そしてトレモロ・ギターに変化。こちらの曲を収録したEP ‘The Desert Mourns’ は、Sibir RecordsDead Section Records からリリース。.

Botanist – “Tillandsia”

サンフランシスコを拠点にするブラック・メタル・バンド Botanist の最新音源 “Tillandsia” がアップされております。彼等もポスト・メタル路線に位置するサウンドで、シューゲイズとかメロディックな要素があるんですけど、写真などからも分ると思いますが、シンセを中心に用いていてギターが奏でるノイズ・メロディとはひと味違ってます。こちらの曲は、Palace of Worms とのスプリットLPとして The Flenser レーベルから 11/5 にリリースされる作品からのものとなります。

The Body – “An Altar or A Grave”+

今年の春に、At A Loss Recordings からEPをリリースしていた、ポートランドのブラック・メタル・デュオ The Body が、アナウンス通り Thrill Jockey からフル・アルバム ‘Christs, Redeemers’ を 10/15 にリリース致します。先行トラックとして先日 “To Attempt Openness” がアップされておりましたが、新たに “An Altar or A Grave” のビデオも公開になりました。デゥーム・ドローンの要素を混ぜ、オペラ風なヴォーカルを交えたダークでホラー・テイストなストーナー・メタル。今回の映像はグロ系じゃないので大丈夫??

Loss Of Self – “Twelve Minutes”+

メルボルンのブラック・メタル、たぶん5ピース Loss Of Self が、デビュー・アルバムを間もなくリリースします。アルバムからの先行曲として “Twelve Minutes” と “There Must Be Great Wisdom With Great Death” の2曲がアップされておりますが、なかなか面白い音。ヴォーカルは Liturgy 路線の絶叫系なんですが、ギターはシューゲイズ的なフィードバック、ベースはエモーショナル、そしてドラムはそこまで重くない連打系という組合せで、後方では普通の声質バック・ヴォーカルがあって、メロウな雰囲気を更に加える要素としていい効果を生んでいます。ってことで、ブラックメタルというよりはポスト・メタルって言った方がしっくりくるかも。デビュー・アルバム ‘Twelve Minutes’ は、Flenser Records から 9/3 のリリースです。

Wrekmeister Harmonies – “You’ve Always Meant So Much to Me”

シカゴを拠点にするサウンド・アーティストとして、これまでにも様々なアーティストとコラボレートしてきた JR Robinson ですが、Wrekmeister Harmonies としての新作でも様々なミュージシャンが加わり制作されています。その人達とは、Wrest こと Jef Whitehead (Leviathan), Mark Solotroff (Anatomy of Habit), Bruce Lamont (Yakuza), Jaime Fennelly (Mind Over Mirrors), Sanford Parker (Twilight, Nachmystium) そして Fred Lonberg-Holm でして、このメンバーからして想像つくかもしれないですが、ブラックメタルな音楽。本作は、シカゴの現代美術館で演奏された38分の作品を、Steve Albini の Electrical Audio で完成させたものです。アルバム You’ve Always Meant So Much to Me は、Thrill Jockey から 6/11 にリリース。

Raspberry Bulbs – “Groping The Angel’s Face”

デビュー・アルバム Nature Tries Again を Hospital Productions からリリースしていた、基本は M. del Rio によるソロですが、5ピースにもなるブルックリンのブラックメタル、パンク、ノイズ・バンド Raspberry Bulbs の最新曲 “Groping The Angel’s Face” です。こちらの曲は、8-トラック・テープで録音された新作アルバム Deformed Worship からの先行曲で、リリースは、7月に Blackest Ever Black からリリース。

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Deafheaven – “Dream House”

Deafheaven

このバンドの新曲を紹介する際に、幾つかのブログが言及してます、誰もブラックメタルを正しく説明出来る人はいないと。何を持ってブラックメタルか難しいですね。そしてその解釈を複雑にするのが、このサンフランシスコのカルテット Deafheaven のような複合的な要素のあるバンドの存在。ブルックリンの Liturgy と近いところにある彼等の新作アルバム Sunbather が、6/11 に Deathwish, Inc からリリースされます。アルバム収録の “Dream House” の音源をどうぞ。

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The Body – “Worship”+

The Body

ポートランドのブラックメタル・デュオ The Body が、4/30 に At A Loss Recordings からリリースしたばかりのEP Master, We Perish に収録曲から “Worship” と “The Ebb And Flow Of Tides In A Sea Of Ash” のふたつです。ふたつ目はグロい内容ですのでご注意を。また、彼等は Thrill Jockey とサインをしたようで、フル・アルバムをこの秋にリリースするようです。

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