Tropical Strengthは、セカンド・アルバム『Tropical Strength & The Silverbeats』のリリースを発表

Tropical Strengthは、セカンド・アルバム『Tropical Strength & The Silverbeats』のリリースを発表

Tropical Strengthは本日、セカンド・アルバム「Tropical Strength & The Silverbeats」のリリースを発表。

Al Foilは、この曲がどのようにして生まれたかについて、次のように語っています:

「Turnstilesは、Wilcoの曲を理解しようとして間違えたときにできた曲。その間違いが私の耳に留まり、記憶の奔流が溢れ出てきました。リリックでは、子供の頃のノスタルジアの断片を、思春期の現実と衝突させて遊んでいました。達成不可能な崇高さ、自分の内的世界の外では決して実現されないかもしれない、過去にあったもの、そしてあり得るかもしれないものを考えていました。

このアルバムは、バンドのデビュー作『Zutti』の実験的なサイケ・ポップ・サウンドをベースにしていますが、オースティンマーの断崖絶壁のふもとにある悪名高い “キューブ・スタジオ”でバンドとしてレコーディングされたため、よりライブ感があります。当時のベーシスト、Jay Birdが、文字通り彼の家の下にスタジオを建ててくれて、何度もセッションを重ねながら、ライヴ・レコーディングを行ったんです。セッションに参加したのは、僕、ラス、ジェイ、ルーク、ポールの5人で、現在のバンド(スージー、ダミアン・レーン、モリー・ラスカ)とは少し違うメンバー構成でした。僕らは、Cup of Teaでトランペットを吹いていたジェイミーや、Judyでサックスを吹いていたShining Birdのバンドメイト、スラッツ(マイケル・スレーター)にも手伝ってもらいました。そして、彼のKings Crossスタジオでほとんどのヴォーカルを録音したAnalogue kingのOwen Penglis。

このアルバムは、ジェイが8トラックのオープンリールで録音し、ウェブスター・ブラザーズが彼らのホーム・スタジオでミックスしました。このプロセスにより、デビュー作よりも即興的で自然な雰囲気のアルバムに仕上がっています。「曲の多くは、子供の頃の思い出を訪ねている時に思いついたもの。このアルバムはコンセプト・アルバムなんだけど、途中で断念して、最後のほうでまた挑戦し始めたの。気まぐれなおとぎ話、平凡なものの美しさ、憂鬱、政治的な断層線…」