Mister Goblin – “Kentucky Kingdom”

昨年、Two Inch AstronautのフロントマンであるSamの長期プロジェクト、Mister Goblinがアルバム ‘Bunny’ をリリースした。今日、彼は新しいシングル “Kentucky Kingdom” を発表した。「この曲は、準備不足を感じていることを歌ったものだ。これまでの人生で、クソのために働いたことはない/学ぶには遅すぎないことを願っている/だって、たいしたことは何もしてこなかったから」

「”Kentucky Kingdom” のバージョンはしばらく前から書いていたんだけど、’Bunny’ や今度のアルバムに合うとは思えなかったんだ」

「この曲は、ティーン向けのソープオペラのサウンドトラックのようなものなんだ。この曲は本質的に、本当に素敵な時間を過ごしながら、自分がそれを得たかどうか疑問に思う経験を歌っているんだ」。ケンタッキー・キングダムはルイビルにあるテーマパークで、曲の中には特定の乗り物に関する言及がいくつかあるが、私は実際に行ったことはない。夏にオハイオ州のキングス・アイランドには行ったけど、ケンタッキー・キングダムの方がピンとくる」

Bad History Month – “God Is Luck”

Bad History Monthは、非常に良質で興味深い ‘True Delusion EP’ をリリースしたばかりだが、彼らはすでに、宗教的な幻滅などをテーマにした実験的なインディー・ロックを再開している。フィリーを拠点とするこのバンドは、今秋 ‘God Is Luck‘ をリリースする予定だ。本日、彼らはアルバムの冒頭を飾るタイトル曲を公開した。

「神は愛である」という聖書の教えに対するコメントと思われる “God Is Luck” は、ドゥーム感溢れるポストロック的感性を持った、不安定でウジウジしたトラックで、ナイフのように鋭くなりそうなギターの揺らめきで満たされている。かなり唐突に終わるので、そのまま次の曲に突入するのではないかと思わせる。今のところ、この1曲だけだが、興味はそそられる。