Dr Sure’s Unusual Practice – “Escalator Man”

メルボルン/ナームの変人パンク集団、Dr Sure’s Unusual Practiceのリーダー、Dougal Shawが歌う「I’m going up」。先週開催されたBIGSOUNDフェスティバルで、大勢のフリークスや変人を彼らの軌道に迎え入れたこのグループのニュー・シングル”Escalator Ma”の冒頭を飾るこのセリフは、バンドの将来を正確に予言しているかのよう。

“Escalator Man”は、Dr Sureの最近のソロ・ミックステープ『BUBBLE』を支配していたアート・パンクやニュー・ウェイヴ・サウンドを増幅させたもの。ドラムのMiranda Holt、ベースのJake Suriano、ギターのTali Harding-Hone、シンセのMathias Dowleがショーと組み、The FallやDevoのルーズ・サイドのような騒々しさを作り出しています。

「Escalator Man”の作曲は、2年間慢性的な不安に耐えていたシュアが解放された瞬間と重なりました。雲が切れて、無重力で恍惚とした気分になりました。その感覚を瓶詰めにしたかったんです。歌うたびにその気持ちをチャージできるような曲を書こうとしたんです」