Kirlian Camera – Radio Signals For The Dying

ARTIST :
TITLE : Radio Signals For The Dying
LABEL :
RELEASE : 2/23/2024
GENRE :
LOCATION : Italy

TRACKLISTING :
1.Il Tempo Profondo
2.Stella Ominis
3.Winter (In Memory Of Adrian Borland)
4.Götter, Geht Weg!
5.Monarch Architecture
6.Wrong
7.Madre Nera
8.Luminous Shade (incl. Julian Assange’s speech excerpts)
9.The Great Unknown
10.C.R.U.D (Corpse Recovery Unit D)
11.Deleted Msg
12.Genocide Litanies
13.Il Tempo Profondo (Radio Signal version)
14.Esilio
15.We Have To Amputate
16.Homicide Aristocracy

は、創造性と音楽的革新の渦が常に渦巻いている。彼らのインスピレーション・パワーは、ジャンル、スタイル、慣習の制限に関して破壊的であると同時に、例えば古い廃墟の上に新しい音響建築を構築するような建設的なものでもある。イタリア人の最新傑作『Radio Signals for the Dying』も、新たな芸術的高水準として例外ではない。表面的には、KIRLIAN CAMERAは前作の2枚組アルバム『Cold Pills (Scarlet Gate of Toxic Daybreak)』(2021年)で彼らが選んだダークな音楽の道を歩み続けている。このような大作に続いてまた強力な2枚組フルレングスをリリースできたことは、イタリアのエレクトロ・プロヴォケーターのエネルギーが極めて高いことを物語っている。しかし、『Radio Signals for the Dying』は輝かしい前作の単なる繰り返しではない。その代わりにKIRLIAN CAMERAは、1000ものスマートなディテール、楽しいトリック、壮大なエフェクト、予想外のひねり、脱線、既存のテーマの巧みなバリエーションによって、サウンド・デザインを微妙に変化させている。何十年もの間、KIRLIAN CAMERAは多層的な構築物やオカルト的な超越性、そして常に彼らの芸術の中核にある破壊的な内容の領域に棲みつき、そして棲み続けてきた。過去には、世界を挑発し、真実を映し出す鏡のような存在として、彼らの無表情な、時には非道な喜びは、何度も論争を巻き起こしてきた。常に進化し、変化し続け、新たな答えの探求をやめないバンドとして40周年を迎えたKIRLIAN CAMERAは、”Radio Signals for the Dying “でリスナーをオカルト的な次元、危険な美しさと歓喜に満ちた闇の魔法の場所への冒険的な音楽の旅へと誘う。このイタリア人は、エレクトロニック・シャーマンであり、ロックの神秘主義者であり、音の革命家であり、創造的な炎に包まれた音楽の不死鳥として再び生まれ変わった自由芸術の高僧なのだ。