Rangers – Reconsider Lounge (Not Not Fun)

言われるがまま今日のランチはちょっとした高級店。こんなところに来たのは自腹では初めてかな。出てきたメニューの最低価格の高さにビビったが、めったに来ることはないし旨いものが食えると思い盛り上がってきた。テレビでしか観たことのないような丁寧な調理を目の前で披露し、こちらも神妙な面持ちで頂くとさすがに旨い。満足してお会計に向うと、あれ、高くね?即座に計算が出来ず、会計を済ました後でレシートを確認すると、自分たちがオーダーしたバリューとは違うものが記されていた。店に戻って説明をすると、自分たちが食っていたのはレシート通りの高いものだったようで、どちらも腑に落ちない状況になる。結局こちらの注文通りの会計に直してもらったが、イマイチ気分が悪い。30gぐらいの差なんて誤差の範疇だろと思うが、お店としては大きな違いなんだろうね。 この音楽のように始めから誤差だらけならなんの問題なし。以前よりも安っぽいラウンジ感を出してちょっとした変化を感じさせるが、根本的には何も変わっていない。もしこれがカセットで限定95本で出ていたら実にありがたく購買意欲をそそられる。だけどレコードで限定500枚だったら要らない。そう、だからこそ自覚があるのか限定265枚でのリリース。世界中に265人なら欲しい人いるかな。フォーマットやプレス数と、音楽の中身の相互関係が売り方のひとつとしてリスナーを魅力するのは面白いことです。まぁ、音楽の本質とはズレるかもしれないけどさ。