Wilhelm Richard – Karang Sari (Lehto Remix)

Wilhelm Richardはドレスデンを拠点に活動するエレクトロニック・ライブ・アーティスト兼プロデューサーで、エレクトロニカ、ハウス、テクノの要素を取り入れたメロディアスな楽曲を制作しています。

Karang Sariは、2023年にWilhelm Richardがリリースした曲で、インドネシアに旅行した際に、パスポート、充電アダプター、ライター、ナッツシェーカーなど、身の回りに転がっていたものをラップトップのマイクで録音し、ラップトップを叩いてキックの音を作ったというエピソードからインスピレーションを得ています。ドラムとパーカッションという大まかなコンセプトからスタートした彼は、後にベースとメロディックな要素を加え、Karang Sariを素晴らしいメロディックなアップテンポへと変貌させました。

Lehtoのリミックスは、オリジナルの幽玄なヴォーカルなどの要素を取り除き、彼自身のヴォーカル・カットに置き換えることで、この曲のクラブ的な側面を切り出しました。また、曲の主役であるWilhelm Richardのオリジナル・ベースラインとUKガレージの影響を受けたブレイクビーツをLehtoが難なく組み合わせた、彼のストリップバックな音楽的リミックス・コンセプトのために、他の新しい、そしてしばしばよりテクノ的な要素を追加しています。