ARTIST : Donna Candy
TITLE : Blooming
LABEL : Kraak
RELEASE : 4/7/2023
GENRE : experimental nu-metal
LOCATION :
TRACKLISTING :
1.Blooming
2.She Danced That Night With The Mare And She Kissed The Yellow Teeth
3.Beez
4.H4T
5.Dizzy Break Part 1
6.Dizzy Break Part 2
ベース、ボーカル、ドラムの3人組、Donna Candyの1st LPは、実験的なロックのサブジャンルから、ヘビーミュージックの前面に押し出された忙しいトリオです。ニューメタルベースのリフ、スイッチピッチのファズボーカル、大きくはねるドラムが、不穏な物語と過激なループの上に重なり、ダンスフロアにちょっとしたピットをもたらすのです。
午前4時のトランスセットの間にフィットするライブサウンドを見つけるというアイデアで、その場限りのパーティーバンドとして始まったこのトリオは、すぐに自分たちが作り出す陶酔的なスラッジに夢中になっていることに気づいた。JS Donnyはいつものギターをベースに持ち替え、シンプルなリフでDonna Candyをドライブさせるが、半分はクリーン、半分はBoris / Sunn O)))のようなディストーションでシュレッドする。ヘッドバンギングをしながら、突然スピードを変えたり、止めたり、音を曲げたり、引き出したりしながら、リリースに向けて盛り上げていきます。Nadjaのボーカルは、奇妙なイメージで重く処理され、歪んだトップレイヤーを切り裂きます。エルヴィン・ブランディがマイクを握り、コデインでスローになったSightingsを見るような感覚を味わうことができる。
Donna Candyは、常に互いに向かい合い、ステージから離れ、観客に囲まれた状態で、カタルシスを促し、自分たちと観客の間でエネルギーを相互に変換させる。彼らは、ニヒルなマチズモとハイパーフェミニティというメタルの狭い二項対立を引き離し、90年代のニューメタルの内臓のようなフェイクハイブリッドを今度こそ可能にすると思わせるクィアユーフォリアを構築している。Blooming」は、バンドが提供する6つの作品を4ウェイ・スプリット・リリースに収録したもので、DCのエネルギーに乗れば、その一員になりたいと思うはずだ、ということを物語っている。