Sofia Wolfson – “Kid”

ロサンゼルス出身・在住のシンガソングライターSofia Wolfsonが、ニューシングル「Kid」をリリースしました。本作のレコーディングはレコーディング・スタジオのInfinite FamilyにてFranky Foxによるエンジニアリングのもとで行われ、インディ・シーンで活躍する実力派ミュージシャンたちが集結。Harrison Whitford(ギター、ベース、キーボード)、Remy Morritt(ドラム、キーボード、バックボーカル)、Benny Bock(ピアノ、キーボード)らが参加し、Gregg Whiteがミックス、Pat Sullivanがマスタリングを手がけています。

楽曲を彩るアートワークには、写真家Michael Northrupによる1981年の作品「Skeleton and baby」が起用され、Michael Tyrone Delaneyがカバーデザインを担当しています。ロサンゼルスの豊かな音楽的土壌で育った彼女の卓越したソングライティングと、腕利きミュージシャンたちによる繊細かつ温かみのあるアンサンブルが融合した、リスナーの心に優しく寄り添う珠玉のインディ・フォーク/ポップ・シングルに仕上がっています。

Sofia Wolfson – “Obviously”

ロサンゼルスで生まれ育ち、現在はブルックリンを拠点に活動するインディー・ロック/フォーク・シンガーソングライター、Sofia Wolfson。彼女のシングル「Obviously」は、終わったはずの恋や忘れられない存在への未練を、極めてパーソナルな視点から切り取った楽曲です。他の誰かと付き合ってみても「明らかに彼(元恋人)ではなかった」と気づいてしまう虚しさ、街で別の人影に彼の幻影を追ってしまう切実な心理が描かれています。「想いを吐き出すためだけに、あなたが視線を逸らしている間に『愛してる』と言い始めた」という痛烈なフレーズは、聴き手の胸を締め付けます。

サウンド面では、彼女の持ち味である温かみのあるアコースティックな質感と、透明感がありながらも憂いを帯びた歌声が見事に融合しています。シカゴのホテルでの思い出といった具体的な情景描写を取り入れた、短編小説のように自伝的(オートフィクション的)な歌詞世界が、楽曲に深い奥行きを与えています。理屈では割り切れない人間の複雑な感情の揺らぎを、普遍的なポップネスへと昇華させた、彼女の卓越したストーリーテリングと内省的なソングライティングの才能が際立つインディー・フォークの佳作です。