Soda Sunのニューシングル “The Ghost Plant at Blood Run” は、南西部の風景を音色のパレットで巧みに描いたスペクタルなバラードだ。曲名の由来は、太陽からではなく土中の菌類のみからエネルギーを得ている、見事な真っ白な植物である。ボーカル兼ソングライターのJohn Goraj(ジョン・ゴラージ)は、彼が育ったサウスダコタ州のスー川沿いの湿地帯の森で、息子と一緒にこの植物を見た。ゴラージは、菌類に依存する奇妙な植物と、彼が今住んでいる砂漠との激しいコントラストについて書かずにはいられなかった。そしてこの曲は、暗く湿ったスポンジのような森と、太陽が降り注ぐ砂漠という2つの場所を映し出すものとなった。
内省的な抒情と共鳴的な帰郷の感覚を融合させたこの曲は、砂漠の心に届き、その塵から黄金を掘り出す。日の出の叫びから黄昏のささやきまでの旅は、Soda Sunの喚起的なストーリーテリングと、彼らの作品全体を通しての親密な家族の感覚の証である。”The Ghost Plant at Blood Run” は、自然と砂漠の万華鏡のような色彩との詩的なダンスである。
