モントリオールを拠点とする alt-pop アーティストの Laraw が、新シングル「Milk and Sugar」をリリースしました。この温かく控えめなトラックは、思慮深く感情豊かなソングライターとしての彼女の進化をさらに示しています。Bravo からリリースされたこのシングルは、フランス語EP『J’ai quitté le Heartbreak Club』から3ヶ月も経たないうちに発表され、モロッコとレバノンにルーツを持つ Laraw にとって英語曲への回帰となります。
「Milk and Sugar」は優しい脈動と共に展開し、その軽やかなプロダクションと抑制されたボーカルが、親密さへと再び踏み出す際の控えめな喜びを捉えています。Jeremy Lachance と長年のコラボレーターである Tim Buron との共作であるこの曲は、静かに心の奥底を明かす歌詞を中心に据えています。
「こんなに長い間、自分以外の誰かのことを気にかけるのは久しぶりだ」
これは、メロドラマに陥ることなく届けられる、無防備な瞬間であり、フックよりもテクスチャーとフィーリングに焦点を当てたトラックのトーンを決定づけています。Laraw の持つ、脆さと洗練さのバランスを保つ能力は依然として彼女の最大の強みであり、ここでは同じトリオが手掛けた控えめで没入感のあるプロダクションによってそれが際立っています。ミキシングは Buron が担当し、マスタリングは Gabriel Meunier が手掛けました。