オーストラリア出身のシンガーソングライター Asha Jefferies が、2ndアルバム『Desire Is An Angel』を10月2日にNettwerkからリリースすることを発表し、新曲「Art of Suggestion」をMVと共に公開しました。2024年のデビュー作『Ego Ride』発表後、Courtney Barnett らのサポートを務め国内外で躍進した彼女は、2025年末にイギリスへ渡り、Tom Iansek(Big Scary、Maple Glider)を共同プロデューサーに迎えて本作を完成させました。今作は前作以上に音楽的な野心にあふれ、かつ親密でパーソナルなインディーロックおよびフォークポップを展開しています。
先行シングル「Art of Suggestion」は、アルバムの中でも特に王道なポップサウンドが特徴で、確証が得られる前の「欲望(desire)の奔流に流される高揚感」や「妄想がもたらす誘惑の魅力」を表現しています。ヴィクトリア州の農場で撮影されたMVは、歯磨きや庭の水やりといった日常の何気ない瞬間に膨らむ欲望の没入感をコミカルかつエモーショナルに描いています。アルバムには他にも、シンフォニックな「Backwards Baby」や、アリーナ級のパワーバラードへと昇華するオルタナ・カントリー「Cool Guy」など、多彩な楽曲が収録されています。
本作において彼女は、欲望を「欠乏から生まれるもの」ではなく「自己理解を深めるための不可欠な原動力」として捉え直しており、制作を通じて自身の欲求に自信を持てるようになったと語っています。Soccer Mommy や Lucy Dacus を彷彿とさせる力強いインディーロック「Lilo & Switch」や、瞑想的なタイトル曲など、全編を通して彼女の圧倒的な歌唱力と生々しい感情表現が中心に据えられています。なお、今月(6月)にはメルボルン、ブリスベン、シドニーにて、これら新曲の魅力を最もraw(生)な形で届ける親密なソロライブの開催も決定しています。
