MV & EE – ‘Fuzzweed’ (Three Lobed)

ライブアルバムはプロパーのアルバムとしてカウントしないのが普通ですが、MV & EE の場合はどうでしょう。彼等もスタジオ作は何枚もリリースしてるし、通常通りそれらをアルバム作として認識するので問題ないと思う。もしライブ作もカウントしてしまったら、MV & EE の場合は、自身のレーベルから手作りジャケットにCDRを差し込んだラフなテイストなものを少量限定で頻繁に出しているのでえらいことになる。でも最近はもう出してないのかなと思ってみたら、昨年も物凄い数を出しておりました。MV & EE のライブ音源がLPになるパターンは今回が初めてではないが、ヴァイナルで出る場合、ここ最近はスタジオ作が続いていたので、CDR作なんて手に入らないし、チェックしてないから、久々に生の MV & EE を聴いたことになる。そして、今作は Woods の Jeremy とかが参加して5人編成で行ったものらしい。ライブ前にスタジオなどで音合わせはしているのだろうと思える部分と、即興だなと感じるものが混ざっているが、どちらかというと普通に制作したスタジオ作よりも、即興な要素が混じっている MV & EE の方が好きなこともあり、本作は釣り合いが取れていて良い感じ。Woodsist からの前作は曲によって参加アーティストがかなり違っていたから、今度はこのメンバーだけでスタジオ作も聴いてみたいと思わせる内容でした。

7.0/10