Low – ‘The Invisible Way’ (Sub Pop)

The Invisible Way

ジャケットがなんか Low っぽくない。まぁ Sub Pop になってからは Low っぽくないアートワークが多いようなきもしますが、まだ慣れないなあ。でも、音を聴いたら物凄く Low でした。Sub Pop に移ってからこんなに Low をしてる作品はなかったかもしれない。原点とまでは言わないにしても、全盛期の感じに戻ったかな。Low を全く知らない人からしたら、どのアルバムを聴いても同じような印象しかないと思うけど、好きな人なら判ってもらえるよね、今回のを聴いたらちょっと胸熱なのは。同じようなメロディだって構わない、これが好きなんだから。時代を重ねた分、すこしヴォーカルの動き方に誇張はあるけど、全部じゃないからそこは目をつむる。ストリングス、ピアノの演奏を中心にしたものは、ここ数作からの傾向だけど、けれん味なかんじはしない。過去の作品を聴くか、今作を聴くか、大した変わりはないかもしれないけど、それでいいんです。期待とか安心印とか、そういうんでもなく、今日の Low、明日の Low がある。今日は怒られたから Low を聴く。いいことあったから Low を聴く。そのときそのときで Low は応えてくれる。だから、この先もずっと Low を聴くよ。

7.0/10

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