こないだ誰かと、インディとメジャーの音楽の境目はどんどん無くなっていっていると話したけど、そういうのを感じるようになったのは最近で、お店をやっていた頃はそんな風には思わなかった。それはワルシャワの品揃えを知っている人なら理解してもらえると思うし、まぁもうこの話をしてもしょうがないんですが、逆にいまは関係無しに聴いているから、普通に”洋楽”を聴くようになっているかも。そんなこんなで、この Local Native も丁度今日もやっているイベントの前回でついでに観させてもらえていた。それ以来少し気になるようにはなっていたが、だからといって能動的に彼等を聴こうとも思っていなかった。だけど、このアルバムを通して聴いたとき既に、結構知っている曲があるってことに気付いて、オレはこのバンドを好きなんじゃねえのかと思うのでした。で、改めてアルバムを聴いて思うのは、彼等の持つ良さは、善くも悪くも分り易く大胆な音楽性にあるとってこと。そして、それらがとても前向きな点が大きい。彼等がよく比較される Broken Social Scene, Grizzly Bear そして Fleet Foxes と、それらのバンドもやはり共通する点があるとおもう。そして、その前向きさは自分の音楽の好みからは除外されている事が多くて、特にロックバンドになるとそれが顕著だった。だけどこのアルバムを聴いて、そういうは改めてもうやめようと思いました。オレも明るく生きたい。
7.5/10