FRANKIIE – “Cruel”

‘Between Dreams’ は、バンクーバーのインディーポップバンドFRANKIIEの2枚目のアルバムで、バンドはドリームポップ、シューゲイズ、サイコポップの間のかすかな限界空間を占めています。ボーカル兼ギタリストのFrancesca Carbonneauが語るように、「このアルバムは、バンドがパンデミックの余波で経験した集団的な不確実性、目覚めた夢のような霧のかかった非現実性から生まれました。この奇妙な「夢の間」のような状態は、何もかもが正常ではなく、少なくともそれがどのようなものであるかはわからず、私たちはただ他の人たちと同じように続けなければなりませんでした」と彼女は言います。

「これらの曲は直感に従ったもので、本能的に出てきたもの以外のものにしようとしたわけではありません」と彼女は続けます。「特定のジャンルにこだわったり、深刻に考えすぎたりすることはなかった。」 と続けます。

バンドは、この境界のないアプローチを、レコードの最初の2枚のシングル、”Garden” と “Visions” で紹介しました。そして今日、彼らはこのアルバムの最新曲 “Cruel” を公開しました。

“Cruel” では、リバーブがかったギター、きらめくシンセサイザー、そして陽気なボーカルのメロディーに支えられ、バンドはヴィンテージ・ポップの影響を受けているようです。この曲は、ビーチで聴けるサーフ・ポップ・ジャングルを思わせ、霞んだガレージ・ポップとドリーミーなボーカル・ハーモニーでフィルタリングされています。しかし、歌詞は、残酷でナルシストなキャラクターをからかうように、辛辣なエッジを帯びている: “ハチミツが欲しいときは誰に電話する? ハチミツが欲しい時は誰に頼めばいいの?” “今なら私が見抜くことができる””妄想ドラマ、ゲームは終わり””もうやめよう、そうしよう “と。

Carbonneauはこの曲について、「自己陶酔が賞賛される時代に、私たちは、私たちが歌い返す架空の人物についてこの曲を書くことにインスピレーションを受けました。この曲は、僕らが今まで出会ったナルシストたちの集合体であり、逆に僕らが関わりたくない存在なんだ」と語っています。