すぐそこ商店はゆうパックの受付もしている。送り状を先に欲しくて来店すると、いつもの内省的オジさんではなく、おばあさんが店番をしていた。送り状という単語に聞き覚えがないようで当惑して色々と物色し出すが見つからない。と、思って後ろの方を見ると発見。それじゃないですかと教えると、切り取りに手間取ってハサミを持ち出した。切り取り線の意味がねえと思い、こちらでやりますよと一枚ちぎって帰ってきた。暫くして送る物を持って再来店すると、まだおばあちゃん店員。持ち込んだハコを手で持ち上げて510円と言ってきた。こちらとしては最低料金で有り難いが、ちゃんと計った方がいいんじゃね?それには本人も自覚があるようで、不安だから小さく書いとくと言って正規の場所と違うところに料金を書き来んでいた。控えの意味ねえじゃんと思いつつも、おばあちゃんの頑張りを受け入れ店を後にした。ちゃんと届くといいけど。 ある意味このお姉さんもおばあちゃんと同様で当たり前を受入れてくれない。彼女が今までやってきたことを想定して聴くという訳にはいかない。お姉さん基準で事が進んでゆく。正直なところ、ソロ作を出すこと自体が想定外。だけどソロ作としての存在理由がある。この作品を踏まえて、今後の彼女の活動が気になるし、期待したい。