Xasthur – Disharmonic Variations

ARTIST :
TITLE : Disharmonic Variations
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RELEASE : 7/5/2024
GENRE : ,
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TRACKLISTING :
1.Beginning Of A New End
2.Mirrors Made Of Misery
3.Haunted By The Living
4.Selling Yourself To Die
5.Who Will Smash The Mirror Of Lies
6.Psychedelic Darkness In Reality
7.Messenger Of Your Reflection
8.Your Existence Is Not Enough
9.Other Blind Believers
10.As You Point Into Guilty Mirrors
11.Fairytale Ideologies
12.Sheep In Wolves Clothing
13.Counterfeit Pennies

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運に恵まれた人もいます。の創始者であるScott Connerはその一人ではありません。最新アルバム『Disharmonic Variations』では、常に開いたままの彼の人生の傷が、絶え間なく流れる音の血となって化膿しています。苦しく、痛々しく、汚れた、そして時には希望に満ちた13曲は、「ゴールドベルク変奏曲」のようなきれいなものではありません。むしろ、『Disharmonic Variations』というタイトルは、プログラムであると同時にメッセージでもあるのです。音楽はスコットの仕事だけではありません。彼は絵本のような人生を送っているわけではありません。あるのは音楽だけ。スコットは年に8曲だけ作曲してレコーディングするわけではありません。年中無休、自分の時間、自分のやり方で音楽を作るのです。スコットはアナログで、昔ながらの方法で、機材や楽器をその時滞在している部屋に積み上げて。この音楽的な意識の流れ、アーティストの日記の中では、スタイルなどというものはスコットにはない贅沢なものなのです。『Disharmonic Variations』での彼の現在の表現形式は、アメリカン・ダーク・フォークのアシッドなテイストに傾き、アンビエント・サウンドへの寄り道がひとつ。XASTHURが次にどのような方向に進むかは保証されていません。何が起こるかは、スコットの気持ち次第。XASTHURは1995年、ヴォーカリスト兼マルチ・インストゥルメンタリストのスコット・コナーによって結成。米国カリフォルニア州の陽光の下でスタートしたこのプロジェクトは、北欧セカンドウェーブの荒涼としたブラックメタルの流れを汲むものでした。2010年、スコットはXASTHURの終了を発表し、NOCTURNAL POISONINGの旗印の下、アコースティック・ダーク・フォーク・プロジェクトで復帰。2015年、このアメリカ人アーティストはXASTHURという名前に戻ったものの、ブラックメタル時代は終わったと主張。前作『Inevitably Dark』(2023年)で、XASTHURはブラックメタルの自粛を一部解除。
『Disharmonic Variations』で、XASTHURは次の “take it or leave it “レコーディングを実現。Scott Connerにとって、他人が彼の音楽についてどう思うかは問題ではありません。彼を罵ろうが褒めようが、彼はただ自分の意志を貫くだけであり、それが彼の真の芸術的功績であることに変わりはないのです。